みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
夏山シーズンなので、今回も「山登り」の話題、木曽山脈の西端「南木曽岳」の紹介です。
国道19号から「妻籠宿」方面へ向かい、「南木曽山麓蘭(あららぎ)キャンプ場」を目指すと、登山者用の駐車場があります。
駐車場には中京圏ナンバーの自動車が多く見られ、8割方は埋まっていました。標高が1676mと登りやすい高さで、眺めが良いということで人気の登山コースのようです。
駐車場にある避難小屋で登山届を提出して出発、遊歩道と林道をしばらく歩くと、登山口が現れます。南木曽岳の登山道は、途中で分岐点があり、登山道と下山道が分れる一方通行の珍しい行程です。
南木曽岳の山麓は「蘭美林」と呼ばれる自然探勝園、木曽五木(ひのき・さわら・あすなろ・ねずこ・こうやまき)の群生林の中で、気持ちよくトレッキングを楽しむことが出来ます。
南木曽岳は、別名「金時山」とも呼ばれているそうで、途中に「金時ノ産湯」と呼ばれる池や、「金時ノ洞窟」という穴が案内されています。日本のあちこちに残る「金太郎」伝説がここにもありました。
登山道は沢に沿って整備されていますので、清流のせせらぎに癒されながら、涼しい木立の中を歩くことが出来ます。木曽の川は、澄んでいてとても綺麗ですね! 水に手を入れると冷たくて気持ちが良いです。
登山道は木道、木階段が続きます。歩きやすいのですが、ちょっと傾斜はキツイかも・・・。しばらく歩くと木曽五木の「こうやまき」の天然林が現れました。
これまで、あちこちの山に登ってきましたが、こうやまきの樹林帯を歩くのは初めてです。見上げるとこうやまきの樹冠が! 木曽らしくていい眺めです。
木々の切れ間からは、時々「御嶽山」を眺めることが出来ます。雲が流れて、ガスも発生していますが、良い眺めです。
途中で、木階段と岩登りの二つのコースに分かれていたりして・・・単調な山登りも、ちょっとした変化で楽しみが増えたりします。
登り始めてから1時間30分で、南木曽岳山頂に到着です。思っていたよりも短時間で山頂まで登れました。でも、上り坂は決して楽ではありませんよ。(笑)
南木曽岳の山頂は、周囲を木々に囲まれているため、眺望は全くなし! で、展望の良い場所を求めて、下山道を進みます。
途中で「柿其渓谷・御嶽山・乗鞍岳展望台」という案内があり、大きな岩場の上に立つと、御嶽山と乗鞍岳が並んで見えました。ちょっと雲がかかっていて残念ですが、快晴ならば良い景色を眺めることが出来そうです。柿其渓谷は、雲海の下か・・・それでも、この標高で上から雲海を眺められるのは素晴らしい。
さらに進むと、避難小屋とトイレがあり、その先に見晴らしの良い展望台がありました。
目の前に中央アルプスの山並みが現れます。左から、麦草岳~牙岩~木曽前岳~木曽駒ヶ岳~中岳と、先々月に歩いた稜線がよく見えました。南アルプス方面も案内されていましたが、残念ながらすべて雲に隠れていて何も見えず。南木曽岳の周辺だけが快晴のようで・・・日差しが強くて暑かったです!(笑)
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