2022.04.21 [ 自然・名水・秘境 ]
紅白の仏炎苞(ぶつえんほう) 菅大平温水ため池(木曽郡木祖村)
農地整備課の中年Yです。
4/19、ため池の現地調査で木祖村の菅大平温水ため池(あやめ池)に行ってきました。
池のほとりには、ミズバショウとザゼンソウがひっそりと咲いていました。
【白い仏炎苞※のミズバショウ(サトイモ科)】
※植物の苞のうち、肉穂花序 (にくすいかじょ) を包む大形のもの。ミズバショウ・ザゼンソウなどのサトイモ科植物にみられる。
【赤紫色の仏炎苞のザゼンソウ(サトイモ科)】
菅大平温水ため池は、昭和48年に築造された農業用ため池で、農林水産省「全国ため池百選」に選定されており、6月のアヤメが開花する時期は見事な景観で魅了し、「あやめ池」とも呼ばれています。
なお、昨年の記事は以下のURLからご覧いただけます。
【菅大平温水ため池全景】
なお、ため池の堤体には昨年設置した水位観測システムがありました。
ため池監視システムは、大雨時や地震発生時に、安全かつ速やかに農業用ため池の状況を把握するために設置されました。
概要は、以下のURLからご覧になれます。
https://www.pref.nagano.lg.jp/nochi/tameike/tameike-system.html
なお、ため池内にある木道は老朽化が進んでいるため、当局では今年度改修を計画しています。安全確保のため、木道の改修が完了するまでは、歩行を控えていただければ幸いです。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583