2017.05.22 [ 自然・名水・秘境 ]
木曽の山に登ろう!~「糸瀬山」と「のろし岩」
みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
「木曽三山」ってご存知ですか???
木曽谷の三つの里山、南木曽町の「南木曽岳」、大桑村の「糸瀬山」、そして上松町の「風越山」が木曽三山と呼ばれているそうです。
こちらは「糸瀬山」の山頂にある「のろし岩」と呼ばれる大きな石です!
今回は大桑村の「糸瀬山」に登ってみましたので、その紹介です。
糸瀬山への登山口は、国道19号線沿い大桑村の「須原」地籍に案内板があります。
案内に沿って林道を登ると「登山口」が現れ、その周囲に駐車スペースが数台分あります。
登山届を書いて、いざ出発。 序盤は手入れされたヒノキ林の中を歩きますが、木曽の山はどこも傾斜のキツイ直登坂。そのうち緩やかな巻き道と尾根道の繰り返しになって、ホッと一息。(笑)
木曽の里山にも「春」がやってきました。ツツジが咲き、芽吹きのトンネルは淡いグリーンに囲まれて歩く癒しの道です。登山道沿いには案内表示板が多くあり、安心して山登りを楽しめます。
登山道沿いに「丸屋の鳥屋」、「山居の鳥屋」という表示板と、石積みの跡が2ヵ所ありました。昔、カスミ網漁で「ツグミ狩り」をした跡だそうです。もちろん今は禁止されていますが、昔は野鳥も木曽谷の人々にとって貴重なタンパク源だったのでしょうね。「木曽路はすべて山の中~山を守り山に生きる」~こんなところにも「日本遺産木曽路」の面影が残っていました。
枯れ木にも生きている木にも立派なキノコが・・・地味な山登りの最中ですが、珍しいモノがあると気が紛れます。(笑)他にも狭くてクネクネした「まむし坂」とかキツイ上り坂の続く「胸突き八丁」とか、変化に富んだ行程でした。
山頂に近づいてきたところで、突然、視界が開けたので、コーヒーブレイク!中央アルプスの山並みが近くに見えます。さらに見下ろすと、コバルトブルー!伊奈川ダム湖が見えました。このダム湖の横の林道を登ると、目の前に見えている中央アルプスの「空木岳」、「南駒ヶ岳」、「仙厓嶺」、そして「越百山」への登山口があるのです。大桑村って、実はすごい名峰を抱えた登山基地なんですよね♪
昼過ぎに山頂付近に到着しましたが、そこには大きな石がゴロゴロと転がり、その隙間に木々が生い茂り苔生した「トトロの森」に迷い込んだような気分です。
そしていよいよ・・・糸瀬山名物?の「のろし岩」が現れます~巨岩です!!岩の途中まで梯子が掛けられ、その先は鎖で登るようです。梯子だけでも5~6mはあります・・・ま、とりあえず登ってみますか!
岩は垂直に切り立っていて、足を掛ける場所も見当たらないので、梯子だけが頼りです。そして梯子の上部まで登るとその先はなんと・・・
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