2016.12.02 [ 味・食文化 ]
ぶきっちょさんの 「すんき漬け」体験
木曽保健福祉事務所 健康づくり支援課のNです。
木曽に赴任したからには是非体験したかったのが「すんき漬け」
赤かぶの葉を乳酸発酵させた塩を使わない「木曽伝統の漬物」で、この2~3年マスコミでも取り上げられ関心が高まっています。県外に住む友人から「すんきって体にいいんだって?長野県民はみんな食べてるの?」と聞かれ、返事に困っていました。これはやるしかないでしょうと、「ふるさと体験館きそふくしま」の講習会に行ってきました。
会場の外観はこんな感じ
平成9年に廃校となった「旧黒川小学校」が体験交流施設として活用されています。
講師は、地元の「すんき名人」です。
材料はこちら、木曽の「赤かぶ」です。葉とかぶを使います。地元では「かぶ菜」と呼んでいます。
「かぶ」の根元には乳酸菌が沢山あり、すんきにはとても大切な部位です。
【手順】
① 赤かぶの葉とかぶを洗う。
② 洗った葉とかぶを1cm程度に刻む。(写真②-1)
③ ②を殺菌のため、約60℃の湯にさっとくぐらせる。
④ 発砲スチロールの箱にビニール袋をセットし、その中に種と葉を交互に重ねる。最後にかぶと種を入れる。(写真④-1、④-2)
⑤ ③で使ったお湯をひたひたまで入れる。
⑥ 上から押しつけ空気を抜き、ビニールの口をひもで縛る。保温のため、箱の空間には新聞紙を詰めてふたを閉める。(写真⑥-1)
⑦ ふたを開け、全体がピンク色になり酸味がしたら完成。涼しいところで保管する。(写真⑦-1)
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