2016.12.05 [ 自然・名水・秘境 ]
「木曽駒ヶ岳」に冬到来!
みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
こちらは、木曽福島Bコース(登山道)の途中から見えた「木曽駒ヶ岳」の山頂付近です。もう、山の上は「冬」ですね~!
11月の中旬、木曽駒ヶ岳の山頂付近が白くなったので、ちょっと様子を見に登ってきました。
スタートは木曽駒高原のコガラ登山口、2合目から始まる登山道の序盤はカラマツ林の林道を歩きですが、3合目からは急坂を一気に登る、かなりハードなコースです。
標高を上げていくと、冠雪した「御嶽山」が綺麗に見えました。あちらの雪の様子も気になります。(笑)
7合目の避難小屋を過ぎ、「麦草岳」の北斜面に回り込むと、目の前に木曽駒ヶ岳の姿が現れます。ハイマツ帯以外の山肌は真っ白ですね。
馬の背から北へ、将棊頭山~茶臼山と続く稜線の眺めも素晴らしいです。
登山道は6合目あたりから雪で白くなり始め、7合目以降は積雪20cmほどの雪道になりました。
日当たりのよい場所はいいのですが、日が陰る北斜面は冷え込んで雪が凍っています。岩の上の歩行や、9合目直下のカールがアイスバーンの急坂となっていますので、アイゼン等の冬装備でないと登ることは出来ません。
ようやく明るい尾根が見えてホッとします。9合目の玉の窪山荘に到着、そこから山頂へ向かって再び登り始めます。途中にある神社で無事帰れますようにとお願いをしました! 凍結路の下りは怖い・・・(笑) ここで時計を眺めて・・・なんとタイムアップ!
雪道とアイスバーンで思った以上に時間がかかってしまって、もう引き返さないと暗くなってしまいそうな時間です。あと少し、20分くらいで山頂へ到着という辺りまで来たのですが・・・、時には引き返す勇気も必要です。
尖っているのが「宝剣岳」、そして「空木岳」方面へ伸びる稜線です。薄らと雪化粧しただけで、夏山とはまた違った美しさを感じます。
振り返ると、目の前には「木曽前岳」と「麦草岳」、その間に「御嶽山」が見えるスリーショットです。(笑)
下山を始めますが、手ごわい雪道を慎重に下りながら、見上げると「牙岩」が空に向かって尖っています。この風景とも、来年の春までお別れ・・・ちょと名残惜しい気持ちです。
夕暮れが近づいてきて、御嶽山が夕日を浴びています。ちょっと急がなきゃ!
長い下り坂を駆け下りて、林道へ出たところで日が暮れてしまいました。ヘッドライトは常備していますが、この日は大きな「月」が出ていて、月明かりで暗闇にはなりませんでした。
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