木曽地域振興局商工観光課です。
令和7年(2025年)7月7日(月)、木曾くらしの工芸館で、阿部知事と木曽地域の伝統的工芸品関係者との意見交換が行われました。
木曽地域の伝統的工芸品は、木曽漆器、曲物、お六櫛、木曽材木工芸品、南木曽ろくろ細工、蘭桧笠と、実に多彩です。
今回の意見交換では、その全6産地の関係者がそろい踏みとなりとなりました。
意見交換に先だって、木曾くらしの工芸館内アートギャラリーの視察を行いました。
昨年の8月にオープンした常設展「つかう工芸」では、木曽の豊かな山と森が育み、世代を重ねて受け継がれてきた職人の奥深い手技が一堂に会します。
産地の皆さんがご自身の工芸品について語る時、自然と瞳に光が宿ります。
知事は手渡された工芸品の手ざわりを確かめながら、その言葉に耳を傾けていました。
視察のあとは会場を会議室へとうつし、今回のメインである意見交換を行いました。
限られた時間でしたが、それぞれの産地が抱えている課題、そして未来のビジョンを知事と共有しました。
議論が白熱してくると皆さんが手振りを交えてお話しされる姿が印象的でした。
「今はまだない何か」を作り出さんとする職人の手が指し示す未来に、期待が高まります。
報道からは市民タイムスが駆けつけてくださり、知事と産地の皆さんの対話にじっくり耳を傾けてくださいました。当日の様子は7月8日付の紙面に掲載されています。
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