2016.11.30 [ その他 ]
妻籠宿文化文政風俗絵巻之行列
木曽地方事務所のYKです。
毎年、11月23日勤労感謝の日に、南木曽町の妻籠宿で「文化文政風俗絵巻之行列」が開催され、今年で49回目となります。
行列に出演(参加)するのは、地元の人々のほか、全国各地からの出演希望者で、総勢150人以上にもなります。
ただし誰でも出演できるわけでなく、いわゆるドレスコードのようなものがあるそうで、江戸末期文化文政の時代の宿場を往来するのにふさわしい装束の旅人でなければ認められないそうです。
今年は、地方事務所から所長以下8名の職員が、宿場役人等々に扮して出演しました。
われわれ、地方事務所の面々は主催者から貸していただいた装束を地元の女性たちに着付けてもらっての出演です。
行列が進むのは、妻籠地区の北の入口にあたる渡島という集落から旧中山道の山道を抜けて妻籠宿、妻籠宿で昼食休憩した後、大妻籠までの、歩く距離とすれば2~3km位の間です。
江戸時代の装束で、一番きつかったのが「わらじ」や「ぞうり」といった履物です。普段使わない足の親指と人差し指の間が痛いのを我慢して歩きましたが、改めて「靴」のありがたさが身にしみました。
また、一番驚いたことは、アマチュアカメラマンの多さで、良いカメラアングルで撮影できるスポットには鈴なりのカメラマンが行列を待ち構えています。
お昼で休憩しているときには、外国人の観光客から記念撮影を頼まれたりして、有名人の気分をちょっとだけ味わうことができました。
お天気も良くて(翌朝は県内雪)、晩秋の木曽路でタイムスリップ気分を満喫した一日でした。
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