2020.10.09 [ 味・食文化 ]
木曽町地域資源研究所に行ってきました
こんにちは。商工観光課のYです。
私が住んでいる木曽町福島では最低気温が一桁になる日もあり、急に寒くなってきました。
栗子餅もお店に並び、冬が近づいてきているなぁと思うこの頃です。
栗子餅については、食べ比べをしたブログがありますのでそちらをチェックしてください
さて、木曽の冬といえば、塩を使わず乳酸菌発酵させた保存食「すんき」の季節です。
このブログでも何度も取り上げられていますので、ご存知の方も多いことと思います。
そのほか、日本酒やどぶろく、味噌、しょうゆ豆…「発酵」は木曽地域に根差した文化なんです。
特に木曽町は「信州木曽町はっこうのまち」として、その文化を大切にし、継承し、まちづくりに活かすためにさまざまな取り組みを行っています。
詳しくは、木曽町の公式ホームページをご覧ください。
https://www.town-kiso.com/chousei/machidukuri/100338/100956/
さて、そんな木曽町には「木曽町地域資源研究所」という施設があります。
木曽福島駅から徒歩約15分。
御料館という洋風な建物があります。
(御料館は昭和2年建築の旧帝室林野局木曽庁舎を改修・保存した建築物です。木曽と木の関わりがよくわかる施設です!が、今回は紹介を割愛させていただきます…)
その一角に、「木曽町地域資源研究所」があり、主にすんきに含まれる乳酸菌が作る有機酸分析が行われているそうです。
有機酸分析…とは理解できない筆者のために、やさしく説明していただきました。
簡単に言うと、すんきに酸味や旨味などの成分がどのくらい含まれているのか、その成分はどの乳酸菌が作っているのか、ということを調べているとのことです
このような分析をこのHPLCという機械で行っています。
なんだかカッコイイですね。他にも大量培養を行うための大きな機械もありました。
町営の施設でここまでの設備が整えられているのは珍しいとのこと。
それだけ木曽町の気合が感じられます
木曽町地域資源研究所は観光施設ではありませんが、気になるすんき大好きという方はご連絡の上おたずねください。
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木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583