総務管理・環境課のとうふです。
ここに赴任している間に中山道・木曽路を歩こう。
と決意したので、これから時間をかけて、木曽路を江戸側から京方向へ歩きとおそうと思います!
第一回となる今回は、日出塩駅を出発し、木曽路に入り、贄川駅までのレポートです。
(木曽路ですが実は塩尻市内です)
スタートの日出塩駅。非常にシンプルな駅です。
木曽路に入るまでは、3kmほど国道を南下します。
国道19号 桜沢トンネル
車で通ったことのある方にはきっと見覚えのある「ようこそ木曽へ」の大きなサインがあります。
上のトンネル手前で左折します。
こちらが旧国道19号です。旧といっても2年半前頃まで現役だったようですが。
「是より南 木曽路」の石碑。
いよいよ木曽路です。
石碑の反対側の坂を上がります。
一瞬、道があるのか怪しく思いますが、綺麗に整備されており、歩きやすい草道です。
「旧街道」らしくて好きです。
道中、廃トンネルが出現。
中央本線の廃線跡のようです。
完全に放置されているようで、内部は土砂で埋められており、煉瓦はかなり剥がれています。
近寄るのは危険かもしれません。
中山道は旧国道に合流します。
「明治天皇櫻澤御小休所」の碑が立つここ桜沢地区には、古い建物が残ります。
再び中央本線廃線跡。
線路は先ほどのトンネルから伸び、写真中央上部に橋を架けて続いていたようです。
擁壁と橋台が残っています。
現・国道19号と合流です。
右側の道を歩いてきました。
若神子(わかみこ)一里塚
江戸から62番目の一里塚であり、木曽路(江戸→京)では初の一里塚です。
開発により削られたものの、塚が現存。
ここからは再び国道を離れ、小さな集落をいくつか通り抜けます。
道中、眺望が開けます。
とてもいい景色で疲れも飛びます。
最後は国道に合流し、贄川駅に到着です。
駅のすぐ先に贄川宿がありますが、そちらは次の記事で。
木曽路最初の区間となる今回は、当時の面影をとどめている草道や廃線跡が楽しい道でした。
なお、この区間は食事どころ・トイレともに存在しないと思われます。
散策される際は少しだけご注意ください。
次回、贄川宿レポートです。あわせてご覧ください!
おまけ 歩行記録
※日出塩駅→贄川駅(通過)→贄川宿(折り返し)→贄川駅 の記録です。
道中何度か道を間違えて引き返しているので、距離は長めに出ています。
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