2012.01.11 [ 歴史・祭り・ひと ]
丸山観音~木曽馬の里の馬頭観音~
木曽の三大観音への訪問。最後は丸山観音(木曽町開田高原)です。
(前記事はこちら。)
丸山観音は木曽町は開田高原にあるのですが、開田高原といえば木曽馬の里。
その開田において多くの参拝客で賑わっていたという馬頭観音さまなのだそうです。
観音堂の中腹にはこのように、
かつての賑わいが偲ばれるような、とても立派な馬の像まで安置されています。
江戸時代の「馬」は現代でいう「車」以上の財産。
軍事財産でもあったために所有権は限られた支配層にあって、庶民は「借りて」飼っていたということです。
昔は人間と比べても下にも置かないような飼われ方をしていた程大切なものであったと開田には伝わってるそうなので、馬頭観音の賑わいも大層なものだったんでしょうね。
訪れた日はまだ12月だったのですが、よく晴れていて御嶽山が綺麗に見えました。
丸山観音へは、国道19号方面から開田高原に向かう新地蔵トンネルを越えた後、左手の集落へ入っていった先にあります。
(川の左岸側にあるブルーベリー園のすぐ前です。)
丘の麓に車を止めて登ることわずか2分。丘の中腹に到着しました。
中腹には絵馬堂があって、中にはインパクトのある馬の像と絵馬が飾られています。
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