2016.06.28 [ その他 ]
木曽に荒城の月?
農地整備課のT,S@木曽一年生です。
(写真1)詩・曲・書の歌碑です
朝練サイクルの道すがら、木曽川にかかる行人橋の上流右岸側で眼に止まったものがありました。
まずは道沿いの「大悲観音」で、お堂の中には沢山の石仏がいらっしゃいました。無知なもので「大悲」とは?きっと昔木曽川が氾濫して多くの人々が災難にあわれ、それを鎮めるために「大きく・悲しい」観音様を祀ったのだろうと勝手に納得しておりました。
(写真2)観音様は道端にあります
(写真3)お堂の中には沢山の観音様が
後に調べてみましたら、「大悲観音」とは「観音様」や「千手観音」の総称で、「大悲」とは「大きく・悲しい」ではなく「大きな・慈悲」とのこと。ひとつお利口になれました。
で、大悲観音の上をふと見ると立派な「荒城の月」の歌碑がありました。瀧廉太郎作曲の荒城の月は誰もが一度は歌ったことのある有名な歌ですが、木曽福島に歌碑があるとは全く知りませんでした。
(写真4)観音様の上に歌碑があります
(写真5)歌碑は墓地に隣接しています
荒城の月の歌碑は、滝廉太郎の自宅跡がある東京都千代田区、歌詞のモデルではないかと言われる会津若松市鶴ヶ城と仙台市青葉城址、廉太郎が小学生時代を過ごした富山市内や他にもありますが、木曽福島と荒城の月が結びつくキーワードが思いつきません。
確かに福島城址はありますが、代官屋敷の方が有名ですし・・・・更にすぐお隣は墓地ですし・・・・・
(写真6)隣には権現滝城山の案内がありましたが・・
木曽福島在住の方に聞いてみましたが。歌碑自体の存在をご存じの方は殆どいらっしゃいません。ましてやいわれなどをお聞きしても???
これは木曽プロを目指す身としては、新たな宿題ができました。
さ~てと、大悲観音様にお賽銭をあげ、木曽の地の安泰と家族の健康をお祈りし、その日は熊沢の砕石場まで往復してまいりました。
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