2019.01.09 [ その他 ]
「しあわせの経済フォーラム2018」へ行ってきました!
神奈川県逗子市で自然学校を開校、子どもから大人まで約400人とともに
海や山、畑で「食べる・つくる・遊ぶ」、自然と暮らしをつなぎ直す活動を実践中。
ローカリゼーション運動の中心、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん
昨年に続き来日予定でしたが、体調不良のため直前で取りやめに。
辻先生によるヘレナさんからのメッセージの代読から始まりました。
(現在は回復されている模様、元気なお姿の再来日を祈念しております)
(メッセージの大筋 ※聞き取りメモのためご容赦を)
伝統的な暮らしの中にあった人々の幸せと、開発と近代化の波による影響、インド
ラダックのものがたりは、健全で持続的な地域のための三つの原則を教えてくれま
す。ひとつは「人間らしい規模(ヒューマン・スケール)」。自己決定、地域の主導
によるローカルなフード、エネルギー、ビジネス、金融等、人々と地球の本当のニー
ズを満たすローカル経済化です。二つ目は「限度を知ること」。たった一つの地球、
生態学的な限界の制約の中で際限のない経済成長はありえず、限度を知る中で
地域発で本当の意味での豊かさの質を上げることです。三つ目は「つながりと共生」
食べ物、水、土の健康から生物多様性、先住民文化、教育、子育て、政治・・・
すべてはつながっており、人は生命の織物の一部、決して自然は自由に搾取できるも
のではない、織物としてのコミュニティー主導の解決とプロジェクトの数々が地域に
よい連鎖をつくり出すと考えます。。
今回のフォーラムで紹介されるように「ニューエコノミー」のグッドニュースも入っ
ています。持続可能なしあわせの経済づくりに向けて、大きな視野(ビッグ・ピクチ
ャー)からの学びをもって、小さなスケールから楽しく、つながり、実践し、国際的
に連携していけば、よい変化は予想を超えて早くやって来ると思っています。
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