2019.08.09 ［ しあわせ信州移動知事室 ］
しあわせ信州移動知事室（上伊那地域）～スマート農業加速化実証プロジェクトの視察・意見交換～
２日目は伊那市田原でスマート農業機械の視察と課題や将来展望について農事組合法人の役員と意見交換しました。
まずは、水田の水を管理する自動水栓の視察です。これまで、定期的に見回りが必要だった水田の水の管理を機械化し、遠隔地にいても水を管理することが可能となりました。
次に、無人自動運転トラクターの実演を視察しました。このトラクターは、自らの位置を認識し、最も効率的な作業ルートを選択する機能があります。また、人が近づくと緊急停止するセンサーを備え、安全性にも配慮されています。
最後に視察したのは２台のラジコン草刈機。１台は県も開発に関わっています。近くの天竜川の堤防の斜面の草を刈り、阿部知事も実際操作しました。
農事組合法人の役員からは、「機器の価格が高額なのが課題。もっと普及して安くなってほしい」という声があり、阿部知事からは「機種によっては、上伊那の企業で開発できれば安くなるのではないか」との発言がありました。
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