レコノミーを進める具体的なプロジェクトのひとつが

「ローカル起業家フォーラム」です。

（左）地域課題に取り組もうという様々な市民が集まって、地域のニーズと、

課題解決のためのリソース（資源）、解決への道筋と未来を話し合います。

（右）最高齢と最も若い起業家が席をともにするシーンも！

アイデアを用いて自ら事業を起して地域課題を解決しようという人が

みんなの前でビジネスプランをプレゼンし、それに対して投資をしよう、

あるいはお金がなくても自分の持っている資源や、できることを持ち寄って

支援しようとするつながりが生まれる場となります。

場所の無償提供やボランティアから、ランチの提供、ケーキを焼くよ、

子どもの世話、マッサージ、記録づくりやフェイスブックによる情報発信、

ハグをしてあげるよ（笑い！？）まで！

（なんとも人間的でアナログ、体温を感じるような最先端プロジェクトですね！）

こうした多くのサポーターはプロジェクトにおいて全員が投資家であり、

「メタ起業家」として重要な位置づけをされます。こうした起業家と投資者、

支援者の地域における豊かな関係性づくり、ネットワーク、経済の生態系

づくりが地域経済の再構成のひとつの姿となります。

年一回のフォーラムはこれまで７回開催され８５０名が参加、

３１のローカル起業家が事業採択され、うち２７がビジネス継続、

売り上げは２億円を超え、トットネスの町の規模で考えると効果大

です）。

（※写真の英ポンドの日本円換算額は一ケタ少なく誤り）