2014.05.10 [ 自然・山・花 ]
山笑ふ頃【井月さんのこころ59】
井月さんのこころ シリーズ その59
今年は「信州の山 新世紀元年」ということで、今週のお題は「山」です。
4月23日(水)中央アルプスの開山式・安全祈願祭があり、駒ヶ岳千畳敷へ登りました。
麓の「萱の台バスセンター」からバスで約30分。更に、標高1662mの「しらび平駅」から2612mの「千畳敷駅」まで標高差950mを駒ケ岳ロープウェイが7分30秒で運んでくれます。昨年度の輸送人員は23万人であったとのことです。
今年は4mを超える残雪があり、駒ケ岳神社の鳥居はすっかり雪の下に隠れていて見えません。
雪の中から掘り出された神社の前で神事が執り行われ、安全祈願の玉串奉奠をさせていただきました。
快晴の日差しが眩しい白銀の千畳敷カールにアルプホルンが木霊し、山スキーを楽しむ登山者が軽快なシュプールを描いていました。
真っ白な宝剣岳と真っ青な空をバックに「アルクマ」と「こまかっぱ」も、記念写真に引っ張りだこで、盛んに愛嬌を振りまいていました。
「こまかっぱ」は、駒ケ根市が7月の市制施行60周年に合わせて全国公募した新たな観光PRキャラクターで、この二つのキャラの組合せは本邦初公開・初顔合わせなのでした。
詳細は、後日のブログ記事で。
4月25日(金)には、南アルプス北部開山祭が歌宿で開催され、伊那谷の二つのアルプスに春山シーズンが訪れました。
長野県では今年から7月の第4日曜日を「信州 山の日」に制定し、その前後を「信州 山の月間」として様々な「山を活かす」取組を行い、盛り上げを図ることとしております。
信州の山 新世紀元年
特に今年は「南アルプス国立公園指定50周年」に当たり、国と長野・山梨・静岡3県と10市町村とで共同開催イベントが年間通じて行なわれることになっており、上伊那管内においても、5月24日(土)に伊那文化会館において「50周年記念式典」が開催される予定で、市毛良枝さんのトークショーなどが計画されています。
また、秋には「日本ジオパーク南アルプス大会」が9月27日(土)から30日(火)までの4日間、伊那市をメインに伊那文化会館でのシンポジウム、南信4市町村でのジオツアーなどが計画されています。
4月27日(日)公民館休戸分館で少し早目の「母の日・子供の日」行事が行われました。
親子で炭火を熾し、野菜などを刻んで、鹿や猪のジビエ焼肉を楽しみました。
29日(火)昭和の日、塩尻レザンホールでピアノ発表会がありました。舞台を飾る花のオブジェを手伝いました。
自宅の庭に咲いている赤・桃・白の三種の花桃の大きな枝を切って軽トラに積んでいき、普通車のアルミホイル付冬タイヤを2本重ねて台にして活けてみました。素人ながら、なかなかの出来栄えです。
さて、新年度に入ってあっという間に一か月が過ぎました。立春から数えて88日目、夏も近づく八十八夜は5月2日(金)でした。
八十八夜の別れ霜といって、これ以降は霜の心配もなくなる季節、5日(こどもの日)が立夏。暦の上では夏に入りました。
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