い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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山笑ふ頃【井月さんのこころ59】

 矢彦神社の木遣り唄は、これが最も短い子供用の歌詞であり、長い木遣り唄になると・・・・
   何処のどなたか知らねども わたくし如きのこの声に
   所望所望と仰せらる 所望の御礼申します
   青垣めぐらす小野矢彦 信濃之国は二之宮で 幾千万年神さびし
   そほう榊の御神木 東に真向かう大鳥居 千古の森には鶴が舞い
   万古の池には亀潜む 七歳ごとに巡り来る 式年祭の祭礼は
   国を鎮むる基いなり 国を造りし大神の
   大国主命の英霊や 事代主命が御本殿
   建御名方命に八坂刀賣命 諏訪明神は副殿に
   天香語山命 熟穂屋姫命 越の大神南殿に
   磐余彦(いわれびこ)に 誉田別(ほむたわけ)
   天皇(すめらみこと)は北殿に 明治之宮もおわします
   古(いにしえ)よりのご祭礼 初めて勅使が下向しは
   白鳳二年の天武朝 数えて次回の酉歳は 二百と二拾と五回目で
   我がこの国の弥栄(いやさか)を 四本の御柱曳き建てて
   エーェ 護らせ給えや  エンヤンサー

 また、御柱を曳き出す直前に鳴く「さくり」は、
  諏訪御柱は、一節(ひとふし)で。
   ハー 山の神様 お願いだー     もしくは
   ハー 氏子の皆さま お願いだー
  小野御柱では、二節(ふたふし)で
   エー 山の神様 どうか御無事で お願いだー   もしくは
   エー 氏子の皆さま 力を合わせて お願いだー
 などとなります。

 ともあれ、諏訪大社上社御柱の仮見立ては今秋の予定とのこと、山の話題には事欠かない年になりそうです。
 そして「山笑ふ」は、春の季語。

  麓(ふもと)から一万尺の山笑う
                青巒

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