い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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暑さも峠を越す頃 【井月さんのこころ73】

  

  あるいは、天龍川支流の三峰川ならば渡ることも可能かもしれませんね。

 神輿が川越えするお祭りもあります。

  上伊那で最も大きな支流である三峰川は、幾たびも洪水を起こしてきました。

 毎年、8月7日(月遅れの七夕)に「さんよりこより」のお祭りが、三峰川の両岸にある「天伯社」で行われ、神輿が担がれて川を渡ります。

 伊那市観光協会公式ホームページ

http://inashi-kankoukyoukai.jp/cms2/archives/22839

 8月7日の記事でも紹介されています。

https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/local_office/5169.html

 この記事にもあるとおり、三峰川を挟んで伊那市美篶(みすず)川手地区と富県(とみがた)桜井地区にある二つの神社で、三峰川の氾濫を治めるため、子どもたちが「さんよりこより」と唱えながら洪水を引き起こす疫病神を七夕飾りで叩いて追い払い、大人たちが神輿を担いで三峰川を渡って無病息災や川の平穏を祈るというお祭りです。

   写真: さんよりこより (提供:伊那市観光協会) 

伊那市観光協会さんよりこより

 昨年、遡回その22「七夕の頃」で、七夕が秋の季語であることやその由来について述べていますが、今年の旧暦7月7日に当たる日は、立秋前の2日(土)なのでした。

 牽牛・織女の二星を祭って機織や裁縫の上達を願う中国伝来の乞巧奠(きこうでん)に習合したという二星会合の七夕(たなばた)祭りですが、「さんよりこより」が行われる天伯社には川手地区は大棚機姫命(おおたなはたひめのみこと)、桜井地区は瀬織津姫命(せおりひめのみこと)と、いずれにも機織(はたおり)のお姫様が祀られているとのことです。

  さて、甲子園の高校野球は、台風11号の影響で順延され、4日目の14日(木)第一試合で佐久長聖高校は、お隣山梨県代表の東海大甲府高校と対戦することになりました。

 この記事がアップされる頃には結果が出ていると思いますが、盆休みをいただきますので、来週以降に乞う御期待!

 

 先月まで毎週一回「所長と職員との意見交換会」を5名乃至8名ずつ13班で行って、新規採用者を除く課長補佐級以下91名の皆さんとの懇談が一巡しました。

 各人の職務に対するやりがいや感想、趣味や特技などを交えた自己紹介と職員の皆さんの関心事をテーマにさまざまな意見交換を行ってきました。時事問題もあれば私生活の悩みも聞かれ、予定の90分をオーバーすることも度々ありましたが、今年度は一人の欠席者もなく、91名全員の皆さんと懇談することができて、たいへん有意義でありました。

 今年度も人を育てる職場環境づくりの一貫として新規採用者(農業改良普及センター1名を含む8名)の皆さんとは、月一回のペースで懇談を行っていて、2回目以降は当番制でレポートを発表していただき、それをテーマにOJT研修を兼ねた意見交換を実施してきています。新採の皆さんも、これまでの四か月で次第に職場にも溶け込んで、所長の抽斗からも少しは学んでもらえたのかなと思います。残り5回も楽しみです。

   秋近しどの抽斗(ひきだし)を開けまいか 青巒

 

 前回その72で井月さんの水馬(あめんぼう)の句を紹介しました。

  聴きつけて山の小池や水馬(あめんぼう) 井月

  この句について、最初の原稿では水馬(みずすまし)としていましたが、竹入弘元先生からご指摘のお電話をいただき、「あめんぼう」に訂正しました。

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