2014.08.09 [ 歴史・祭・暮らし ]
打ち水する頃 【井月さんのこころ72】
井月さんのこころ シリーズ その72
暦は、7日(木)に立秋を迎えましたが、まだまだ暑さは続きます。
上伊那地域の夏祭りは、6月の「辰野ほたるまつり」からスタートし、7月中旬以降「宮田祇園祭」、「KOMA夏!!」、「みのわ祭り」、「お陣屋あんどん市」、「中川どんちゃん祭り」と続いて、8月に入り先週末の「伊那まつり」まで、比較的天候にも恵まれて、大勢の人出で賑わいました、
第42回伊那まつり は、2日(土)夕方、春日公園下交差点から伊那北駅前交差点までに105連6,800人が参加して、市民踊りが繰り広げられました。 「伊那合庁連」も102名で参加し、揃いのショッキングピンク(「とろぴかるぴんく」というのかもしれません。)のTシャツで「伊那節」「勘太郎月夜唄」「ダンシング・オン・ザ・ロード」の息の合った踊りで大いに盛り上がりました。
とは申しましても、手拭いと団扇残して夏祭り 青巒、ドラゴン踊りは激しすぎて、3年経っても遂にそのスピードには着いていくことができませんでした。
写真:伊那合庁連 (県知事選挙の投票も呼びかけながら!)
省:伊那まつり
ドラゴンを踊り疲れて夏果てぬ 青巒
「♪ 影か柳か勘太郎さんか…………♪ 菊は栄える葵は枯れる…………」
「勘太郎月夜唄」に歌われる勘太郎さんは、実在の人物ではありませんが、井月さんとは、同じ時代の人なのです……。
昭和33年に現在の「伊那まつり」の前身である「勘太郎まつり」の第1回が開催され、通算すれば実質57回目を迎えるこのお祭り、詳しくは、遡回その19をご覧ください。
雲の峰 湧き上がる頃【井月さんのこころ19】
https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/life/282.html
その前日8月1日(金)に中央アルプス将棊頭山(2730m)の肩に建つ西駒山荘の竣工式が現地で行われ、101年前の「聖職の碑」の遭難から2年後に造られた石室はそのまま残して、2階建て40人定員の新たな宿泊棟が完成し、約60人の関係者が参加して、新たな百年に向けてのバトンタッチがされました。
写真:竣工式テープカット(撮影:上伊那農業改良普及センター所長 次の写真も)
祝:西駒山荘竣工
西駒ゆその高さゆえ雲の峰 青巒
「聖職の碑」については、こちらの記事をご覧ください。
翁の日に【井月さんのこころ35】
https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/life/180.html
駒ケ岳遭難特別展(聖職の碑)
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