い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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新米炊く頃 【井月さんのこころ82】

井月さんのこころ シリーズ その82

 収穫の秋です。過日、農地整備課有志の皆さんの収穫祭にお邪魔しました。

 今年の松茸は………どうですか!この松茸!

 K補佐、M係長、Y係長など松茸取りの名手?が揃っており、松茸酒、焼き松茸、すきやきなど豪快な「秋味」メニューを堪能させていただきました。

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 また、9日(木)午後、農地整備課、企業局南信発電管理事務所、西天竜土地改良区などの関係の皆さんと西天竜用水路の取水を止めて毎年行われる隧道点検で、宮所サイホンから上流のトンネルを3km余り歩きました。別の班が岡谷市川岸側から3km弱を点検し、中間点で合流しました。

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 毎秒5.56トンの用水が流れる水路トンネルですが、経年による漏水穴やクラックなど、修理が必要な箇所が数多くあり、今後改修計画を立てて対応することになります。

 取水は止まっていましたが、僅かな流れに「にごい」「はや」「あまご」「なまず」などが泳いでいるのを見かけました。「蝙蝠」もたくさん飛んでいましたが………。

 そして、蜆(しじみ)がコンクリートに空いた窪みなどにたくさん生息しており、大きなものを拾ってきました。味噌汁にするとこれもまた最高の「秋味」です。

 疲労回復を助けるアミノ酸「オルニチン」の作用により飲酒で弱った肝臓の働きを高めるとされる「蜆汁」ですが、俳句の世界では、蜆の旬が春なので春の季語となっているのだそうです。

  飲み過ぎも蜆の恩や松茸酒  青巒

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 自衛隊・警察・消防による懸命な捜索活動が続けられていた御嶽山で、噴火から2週間目の11日、新たに発見された遺体が南箕輪村の37歳男性と確認されました。今回の噴火による56人目で、管内からも犠牲者が出てしまいました。

 亡くなられました高木啓光さんの御冥福をお祈り申し上げますとともに、御両親はじめ職場など関係の皆様方に謹んで哀悼の意を表します。

 なお7人の行方不明者がいるとされておりますが、15日には降雪もあり二次災害の危険等もあることから、長野県御嶽山噴火災害対策本部(本部長 阿部知事)は、16日夜、大規模で全面的な捜索救助活動の終了を発表しました。

 御嶽山噴火災害における捜索救助活動について http://www.pref.nagano.lg.jp/bosai/kurashi/shobo/saigai/261016ontake.html

 

 さて、今年も新米を味わえる時期を迎えました。

 過日、我が家にも新米の籾が届けられましたので、早速、近くにあるJAのコイン精米機で精米してきました。

 籾15kgを二百円で「無洗米」に精米しました。今年の籾は日照不足のせいか少し細いように思います。精米後の重さを量ったら10kg位しかありません。例年だと11kg強になるのですが………。

 農林水産省が発表した今年の米の作況指数(9月15日現在)は、全国で101、長野県で99、南信も99の「平年並み」とのことですが、その後の登熟(とうじゅく)も思わしくなく、稲刈りが遅れている田圃も多く見受けられますので、籾の数は平年並みでも、もう少し下がるのかなとも思われます。しかし、とにかく新米はおいしいです。

 井月さんは、こう詠みます。

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