2015.12.04 [ 地域振興局 ]
上伊那農業高校の間伐実習2015
林務課です。
11月16日と17日の2日間、伊那市内にある金鳳寺(きんぽうじ)の社寺林で、上伊那農業高校 緑地創造科の2年生40名の森林整備実習が行われました。
講師は上伊那林業士会所属の林業士さん。林業士会とは長野県が独自に認定した森林・林業のプロである林業士でつくる会で、上伊那農業高校の間伐実習の指導も、今年で10年目となります。
開会式で、生徒と林業士さんとの顔合わせの後、実習場所の森林を提供してくださる金鳳寺の住職さんから、ご挨拶をいただきました。
「今日と明日の校外実習は貴重な体験となると思います。一生のうちで、今後、山仕事に関わらない人もいるかもしれません。でも、生きていく上での貴重な経験として、当山に入っていただけることは有り難いことです。」との、お言葉を頂戴しました。
遠慮なく、お寺の大切な森を使わせていただきます。
8班体制で、1人の講師に5人の生徒。ケガしないよう、現場作業の前にまず体操。重要ですね。
講師の伐倒デモ。最初はどの班も遠巻きに、(自分にこんなことできるの!?)と恐る恐る眺めています。
講師のマンツーマンの指導で、1人1本ずつ伐ってみます。林業士さんが見守る中、ドキドキしながら初めてのチェーンソー。
こちらの班は伐った木が隣の木に引っかかり、「それ~、引っ張れ~」と、木にかけてあったロープで綱引き。
狙いどおりに倒れて、みんなの顔がパッと明るくなります。急斜面ですが、足場に気をつけながら慎重に枝を切り落とします。間伐で森の中に光が入って、残した木の成長を促します。
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