南信州お散歩日和

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河底の下の NEW 水路トンネル 推進中!!(竜西一貫水路)

農地整備課の中年Yです。

10月3日(木)、関東農政局 西関東土地改良調査管理事務所 竜西支所と(株)熊谷組 名古屋支店による、竜西国営施設応急対策事業「天竜川伏越建設工事」の現地見学会に参加してきました。

現場は、天竜川の河床の下を横断する竜西一貫水路の最上流部付近の水路トンネルにあたる部分(推進工の起点)。

竜西一貫水路は、松川町、高森町、飯田市の3市町 703haの農地を潤す全長24kmにも及ぶ農業用用水路です。この水路は、昭和16~44年にかけて国、県、市の事業により整備されましたが、近年、漏水や破損事故等が発生するようになってきました。

【路線延長:L=290.6m 写真中央は松川町と中川村に架かる天龍橋】

下の写真のとおり、天竜川の河床が低くなったことで、既設の伏越(ふせこし)水路の一番頭の部分(写真右側)が見えてきています。このように河床へ施設が飛び出てしまうと、川の流れに影響を与えてしまうほか、流れてくる巨石などが当たれば、水路自体が壊れてしまう恐れがあります。そこで今回の工事では、現在よりもさらに深い位置に施設を造ることになりました。大規模地震の発生に備え、耐震化も併せて行います。

「伏越」:水路などが河川などを横切る場合、河底より低くし、上下流の水位差によって水を流下させる地下埋設物のこと。施工方法が開削によるのが特徴で、逆サイホンとも言います。

【既設伏越の上流(左岸)から下流(右岸)を望む:赤線が計画箇所】

写真は左岸側から撮影したもの。写真の右端に写っている今の水路を残しながら、下流側(赤線の位置)に新しい伏越水路を造ります。

 

初めに、西関東土地改良調査管理事務所 竜西支所の檜野支所長さんから挨拶と全体説明があり、その後、熊谷組の方々に現場内を案内していただきました。

今回は、既に掘り終わった立坑と呼ばれる施設に入り、これから始まる推進工法について説明を受けました。

【左手の円形のコンクリート構造物が既設の水槽、右側が新たな立坑(水槽)】

推進工法とは、硬い刃が付いた「カッターヘッド」を回転させながら進み、それと同時に管を推し進めていく工法。推進管の内径は2.4m、外径で2.8mです。

【推進管の向こうに望む紅葉の始まった中央アルプス】

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