2019.10.16 [ その他 ]
河底の下の NEW 水路トンネル 推進中!!(竜西一貫水路)
【青いのがカッターヘッド(φ約2.9m)、右にあるのが推進管】
立坑を上からのぞくと、下に見学者や掘進していく材料が見えました。この立坑の直径は9mで、深さは何と25mです!!
こちらは近景です。人間と比べて、いかに管が大きいかが分かりますね。
この現場では、想定よりも固い岩が出たために、立坑を掘るのにも難航したとのことで、現時点での完了見込みは令和3年3月頃とのことでした。
こちらは、隣にある既設の水槽です。農業用水が流れているのがわかります。
今回は大規模な現場を見学させて頂きました、それにしても、農業土木技術の英知は素晴らしい!!
改めてその凄さを目の当たりにして思い出したのが、日本の農業土木の創始者である上野英三郎(うえのひでさぶろう)博士です。
名前をご存じでない方も、上野博士に飼われていた犬のことは知っているはず。上野氏こそ、渋谷駅前にある忠犬ハチ公の飼い主だったのです!!
今の技術も凄いですが、昭和10年代に竜西一貫水路を計画し、工事に携わった皆様の苦労にも頭が下がる思いがしました。
農は国の礎。その農業を支えてきた農業土木の技術。
南信州の農業土木に目を向けていただけると嬉しいです!!
【参加者全員で記念撮影!!】
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