南信州地域振興局林務課のギターきのこです。7月27日(金)、少年団の夏の恒例行事である「みどりの少年団交流集会」を阿南少年自然の家で開催しました。
みどりの少年団は、小学生が仲間や地区と一緒に緑と親しみ、守り育てる活動をする団体です。南信州地域では17団約400名が、森林や自然に関する様々な活動を行っています。
今回は、そのうちの15団175名と、引率の先生やスタッフ総勢約240名が、キャンプ場の木陰で交流を深めました。
午前の部は「クッブ」という、バイキングが生み出したスウェーデン生まれのニュースポーツを体験。
チーム同士が対戦し、相手側エンドライン上に並べたクッブ(角材)やコート上のクッブめがけて、丸棒を投げて倒します。全てのクッブを倒したチームは、センターに立っているキング(大きな角材)を倒すことができて、先にキングを倒したチームが勝ちになります。ちょっと難解で厳しいルールを、コートを小さくするなど、小学生でも取組みやすいようにローカルルールとして改良してあります。
使った角材は、地元の森林組合が地域材のヒノキを加工し製作したもの。団員達は森林整備の必要性や地域材の利用促進について学んだ後、新鮮な木の香りを味わいながら体験していました。投げた丸棒がうまく当たると、「カチン」という響きのよい音とともにクッブがバタッと倒れるので、新しい友達同士で大いに盛り上がりました。
【よっしゃ! ダブル倒し!】
午後は千代、浪合、売木の3団による活動発表。
春のきのこ栽培教室から県植樹祭への参加、夏のキャンプ、秋の炭焼き体験等、1年を通じて活発に活動している様子がうかがえます。
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