2014.11.12 [ わたしたちの仕事 ]
浅間山合同登山に参加しました
佐久建設事務所整備課のIです。
平成26年10月24日(金)に、気象庁浅間山火山防災連絡事務所が主催する浅間山合同登山に参加しました。
防災担当者による浅間山の現状確認が目的で、市町村や県、国、警察などの関係者が約30名参加しました。
現在の浅間山噴火警戒レベルは1(平常)で、浅間山火口から500m程離れた前掛山の山頂(標高2,524m)まで登山することができます。
私たちは、小諸市浅間山荘にある登山口からスタートし、前掛山山頂まで登りました。
歩き始めてしばらくすると、カモシカに遭遇。こんなに近くで見たのは初めてです。
途中、黒斑山と牙山の間を通過します。
牙山と黒斑山を見ると、地層が重なってできた筋が確認できます。昔は、周辺の山が一体となったもっと大きな山でしたが、およそ2万5千年前に大きく崩れてしまったと考えられています。
1911年(明治44年)に建設された、浅間火山観測所の跡地です。
浅間山の活発な活動が確認できた当時、長野県の要請により浅間山の観測を行うこととなったことが建設されたきっかけで、日本初の火山観測所です。写真の台座のような跡地は、地震計が設置してあった場所の跡地です。
地獄谷と呼ばれるところ。
この辺りは、硫黄の臭いが強く、注意喚起の看板も。
小諸市が運営する「火山館」。休憩所や避難所として利用できます。
1950年(昭和25年)の噴火で発生した噴石のクレーターです。
登山道のすぐ脇にあります。火口からおよそ2㎞の場所ですが、直径数mの噴石が飛来したと云います。
前掛山山頂が見えてきました。
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