2018.11.20 [ わたしたちの仕事 ]
佐久合同庁舎消防訓練を実施しました
平成30年秋季全国火災予防週間が11月9日から11月15日の間実施され今年度の全国統一防火標語は「忘れてない?サイフにスマホに火の確認」です。
佐久合同庁舎では11月16日に消防訓練を実施しました。
今年度の消防訓練は、庁舎の耐震改修及び外壁改修が実施されているため、「はしご付き消防ポンプ自動車」の出動要請ができませんでしたが、その他の訓練は今回訓練で実施することができました。
職員で組織する自衛消防団員に対しては、火災の発生場所、要救助者の発生場所を知らせずに、ブラインド方式で実施しました。
まずは、庁舎に設置された「緊急地震速報装置」を作動させ、地震発生を庁舎内に知らせます。
これ以降、地震の影響から発生した火災への対応を実施していきます。全館非常ベルが鳴動中です。
団長(佐久地域振興局長)が指揮を執ります。自衛消防団の各班班長は初動対応開始を団長に報告します。
↓消火班員は手近の消火器を携え、庁内放送で指示のあった火災発生場所に急行します。
↓避難誘導班員はエレベーターの使用を禁止し、避難経路の階段の安全を確保します。
↓誘導を行いながら、逃げ遅れた者がないか執務室内を確認します。
合同庁舎には沢山の職員が在籍します。来庁している皆様を安全に避難させること!これを念頭に訓練を実施していきます。有事には300名を超える皆様を安全に避難誘導するため重要な訓練です。
↓更に、担架を運び出し自力では避難できない者を救護班員とともに捜索します。
↓庁内で負傷した者を発見しました。
↓自力での歩行は困難と判断し、担架による救出を実施します。
この間、駐車場では車両の通行、消防車両の設置をスムーズに実施するため防護警備班員が安全を確保しています。
↓団長にすべての者の避難が完了した報告を行い避難訓練は終了となります。
避難訓練終了後、佐久消防署員によるAEDを利用した救急方法のデモンストレーションと、避難した者に対して消火器の取り扱い講習を実施していただきました。自衛消防団員には6月の会議の際に体験していただきました。
最後に、訓練全般にご協力いただいた佐久消防署員の方から講評をいただきました。
訓練を実施することで、火災が発生した際の自衛消防団員の活動内容、予測困難な事例に対する心構えを確認することができました。
皆様も職場や地域で実施される防災訓練等にはぜひご参加いただき災害時の対応をご確認いただければと思います。
以上総務管理課のhiroroからの報告でした。
佐久地域振興局総務管理課
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