こんにちは、佐久地域振興局林務課のTです。
暑いぐらいの秋晴れの空の下で、10月6日(土)に佐久地域振興局主催の「2018環境フェアin佐久」が開催されました。
場所は「ぞっこん!さく市」が行われている佐久市 駒場公園の隣にある長野牧場内。
私達、林務課の広々としたブース内には、北相木村さんの協力でウッドフラワー(キノハナ)の製作体験ができるコーナーや展示パネルが設置されました。
その隣には、山地災害のしくみについて学べる“森の働き学習マシーン”とPRに来てくれた治山マンの姿も。
さっそく、来場してくださった皆さんにマシーンを使って、ビー玉で実際に土石流を起こし、悪い森林(災害に弱い森林)と良い森林(災害に強い森林)について体験してもらいました。
写真で見ると左右の森林の違いはなんでしょうか?
左の森林は、人の手が入らず、植えっ放しになっている森林です。木が密集していて葉っぱが日差しを塞いでしまい、地面まで太陽の光が届かず下草などが全く生えていない、災害に弱い森林になっています。
一方、右の森林は森林整備が進み、様々な種類の木が生えてきて、地面に太陽の光も届き下草も生えているので、多様な災害に強い森林になっています。
勢いよくビー玉の土石流を流すお子さんもいれば、模型の真正面で目前に迫りくるビー玉の土石流を眺めるお子さんもいて、みんな見たい場所はそれぞれ。
さあ、悪い森林(災害に弱い森林)はどうしたら良い森林(災害に強い森林)になれるかな?
悪い森林(災害に弱い森林)には、混み合っている木々を伐採して、木の成長を促す間伐(かんばつ)が必要であることを説明させていただきました。
間伐を行えば、木の成長に良い環境を作ることができ、しっかりと根を張り土砂を支え、また地面に太陽の光も届き下草も生えているので、流れる雨水を少なくできるようなクッションの役割もでき、多様な災害に強い森林になります。
※もっと“森の働き学習マシーン”について詳しくご覧になりたい方はこちら→【過去の記事にリンク】
なんと、アルクマも見に来てくれました! マシーンに興味津々です。
見学後は小さなお友達と記念撮影。
林務課ブース内で作っていた、“カンナ屑を使用して作ったお花”ウッドフラワーも見てくれました。
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