2017.06.30 [ 佐久のいい景色 ]
深緑の白駒の池と苔の森に行ってきました!
こんにちは。佐久地域振興局のおかずです。 梅雨の季節を迎えましたが、6月はまだ本格的な梅雨空ではなく青空がのぞく日も多いですね。そんな梅雨の晴れ間に、佐久穂町と小海町の境にある白駒の池と苔の森を訪ねてきました。
中部横断自動車道佐久南インターチェンジから国道141号と国道299号を通って約1時間、麦草峠の手前に白駒の池と苔の森があります。 国道299号沿いにある有料の駐車場(普通車:500円)に車を停め、さあ、ここから徒歩で白駒の池を目指します。 この季節、国道299号は交通量が多いので、自動車に気を付けながら道路を渡ります。
白駒の池へは、苔の森の中を通って向かいます。 森の中に入ると空気がひんやりしていて、下界の蒸し暑さをすっかり忘れさせてくれました。
日本には1600種類を超える苔が生育していると言われていますが、この苔の森を含め八ヶ岳山麓には500種類近くの苔が生育していることから、この白駒の池周辺の苔の森は学術的にも大変貴重で、日本蘚苔類学会から「日本の貴重なコケの森」に選定されています。 私は苔のことは詳しくないので、苔を見てもその苔の名前は全く分かりませんでしたが、いろんな種類の苔が自生していて、原生林とのコントラストがとても幻想的でした。
森の中を15分ほど歩いていくと、林の先に池が見えてきました。白駒の池に到着です。
白駒の池は標高2,115メートルの地点に位置し、標高2,000メートル以上の高地にある湖としては、日本一大きな湖だそうです。白駒の池の水はとても清らかで、その透明度は5.8メートルにも及ぶそうです。
湖畔には2軒の山小屋があり、食事を取ることもできます。湖畔のテーブルで湖を眺めながら、コーヒーを飲むのもいいですよね。
ところで皆さん、最近JRの駅であの有名な女優さんが林の中でルーペで何かを観察しているというポスターを見かけたことはありませんか。
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