「旬」の宅配便~佐久っと通信~ いつでも新鮮! 職員が見つけた佐久地域の「旬」の魅力をお届けします。 どうぞ、さくっと見てください。

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佐久地域 食育推進フォーラム を開催しました

こんにちは、佐久保健福祉事務所のNHRです。
今回は、令和3年2月17日に行われた佐久地域食育推進フォーラムについて報告させていただきます。

新型コロナウイルス感染症を考慮し、会場(佐久合同庁舎)での参加とオンラインでの参加の2つの参加方法で開催しました。90名ほどの参加があり、4分の3の方がオンラインでの参加でした。

食育や健康づくりの講座ですが、みんなで集まり、調理実習や試食、グループワークなどの手法で、集まった方々でコミュニケーションをとりながら開催されてきたのですが、コロナ禍の中で、人々が集まること、特に密になることが避けられず、開催が難しくなってきてしまいました。

ただ、自粛生活の影響で、食生活の乱れや体を動かす機会の減少等、健康に影響があるのではと言われています。健康情報の発信は、大変、重要なはずなのに、それを伝える場がなくなってきています。
そこで、実践発表や講演会では、コロナ禍でどのように食育や健康づくり活動を展開すればよいかということをテーマに開催しました。

実践発表では、小諸市立野岸小学校栄養教諭小池ひろみ先生からの報告がありました。学校給食を生きた教材として利用した栄養教諭ならではの食育活動の報告やコロナ禍での学校給食の対応について報告していただきました。来場の参加者の方に、学校に野菜を届けている生産者の方もいらっしゃり、学校と地域の結びつきを感じた発表でもありました。

実践発表2例目は、松本からリモートで参加の長野県食生活改善推進協議会松本平支部の支部長山崎さんによる報告でした。食改員(食生活生活改善推進員)は、保健福祉事務所や市町村が主催する健康教室を修了された方で、地域で食育や健康づくり進めているボランティアの皆さんです。学校や保育所で郷土料理を伝えたり、働盛りの方へ健康レシピの情報を提供したり、高齢者の方に食を通じた活動を行っています。ところが、新型コロナウイルス感染症の影響で人と人を結ぶ活動が難しくなってしまい・・・。そこで、SNSを活用し、情報発信を行っているとのこと。新しい情報発信の方法を模索している姿が印象的でした。

(SNSは ここ をクリック)

講演は、昭和10年創刊の歴史ある月刊誌「栄養と料理(女子栄養大学出版部)」編集長で須坂市出身の浜岡さおりさん(←リンク先に経歴等の記載があります)を講師に「どうすれば住民に届く? 食生活や健康の情報 ~コロナ禍における“発信”のヒント~」と題し、東京都豊島区駒込の女子栄養大学出版部からリモートで講演いただきました。
講演は、コロナ禍での健康情報の伝え方を始め、雑誌編集の方法、ちまたに溢れる健康情報を正しく読み解く方法、読みやすいデザインなどなどの内容で、情報発信の考え方の参考となり、タイムリーな内容でした。
ちなみに、配付された講演会資料自体もフォントなど洗練されたもので、非常に参考になりました。(著作権の関係でお見せできないですが・・・)

保健福祉事務所では、来年度も、新型コロナウイルス感染症に対応しながら、食育や健康づくり事業を展開していきますので、よろしくお願いします。

長野県佐久保健福祉事務所(佐久保健所)
健康づくり支援課
0267-63-3163

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