2015.05.20 [ 佐久のイベント ]
小諸御牧原の菜の花まつりに参加してきました
こんにちは!
農地整備課のKS38です。
今回は、自身3回目の参加となる、小諸菜種振興組合主催の「菜の花まつり」についてご紹介させて頂きます!
残念ながら、菜の花は先週の台風できれいさっぱり散ってしまいましたが、当日はしっかり好天に恵まれ、大盛況となりました!(好天は3年連続です)
やはり目玉は 軽井沢浅間プリンスホテル レストラン「ジャルダン デ・テ」の関料理長によるパスタ、フリットですが、今年からは浅間自由市場より、「直売所 浅間のかおり」の出張所も新規にお目見えし、更ににぎやかになりました
また、振興組合の方々からも地元野菜の天ぷらが振舞われ、360度で山々が見渡せる絶好の展望のなか、大いに食欲を満たすことが出来ました
振舞われたのはニセアカシアの花と若葉、白土ばれいしょ、菜の花、ヨモギ、せりなどの天ぷら(フリット)のほか、玉ねぎとニンジンなどのかき揚げ、そして料理長の手によるトマトのペペロンチーノです。
これらにはすべて、振興組合で生産された純度100%の菜種油が使われています。
「純度100%」というのは、油を搾る際に、”添加剤などがなにも使われていない”という事です。添加剤を使う事で、搾油量を大きく増やすことが出来る一方、その風味や味わいが損なわれてしまう、という欠点があります。
こちらの振興組合では、「量より質」を目指し、高品質にこだわった油を造り続けています。
この取組が功を奏し、関料理長が惚れ込むほどの品質が確保されたのでした。自分は難しいことは分かりませんが、「風味豊かで、濃厚なコクがある」とは料理長のお言葉です!
菜の花の栽培は、元々耕作放棄地を作り出さないために開始された取組でしたが、年々その規模を拡大し、昨年は12トンの収穫量、搾油量は5,000ℓにものぼるそうです。
平成16年以降、まつり会場は全て「県営畑地帯総合土地改良事業 小諸御牧原地区」の受益農地で開催されてきましたが、来年は、小諸市の「みはらし交流館」に会場を移すとのこと。
この展望と共に天ぷらが味わえなくなるのは残念ですが、新会場も展望は抜群の様ですので、新しい拡がりを素直に楽しみにしたいと思います
また、今日紹介した菜の花油は、小諸大橋たもとの“直売センター”でも購入することが出来ます!
ペペロンチーノのレシピも紹介させて頂きますので、是非ともご利用のほど、お願い致します!
眼下では、受益地内で田植えが真っ盛りでした。
事業完了後、新たなスタートを切る受益者の皆様方と、振興組合の皆様方の今後のご発展を記念し、筆をおかせて頂きます。
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