2026.01.19 [ その他 ]
【松代焼】釉薬の秘密と職人技!温泉水で生まれる美しい色合い
こんにちは、商工観光課のコウちゃんです。
「親子松代焼体験教室」に参加された皆さ~ん![]()
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さて、今回は、松代焼の美しさを決める「釉薬(ゆうやく)」について、松代陶苑さんにお話を伺いました。
松代温泉の温泉水を使った独自の調合や、掛け方によって変わる色合いの違いを徹底解説します。
さらに、職人の技「青流し」が生み出す深い緑や青の輝きをご紹介します![]()
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前回の内容をチェックするなら
こちら 👉 【松代焼】作品は今こうなっています!乾燥の秘密と完成までの道のり
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📌釉薬の調合と松代温泉水の秘密

釉薬の材料
松代焼の釉薬は、長石と灰を主成分とし、
これが発色と艶を生み出します。
材料の役割
もみ灰・木灰・わら灰 → 発色(粘土に含まれる鉄分と反応し発色)
長石 → ガラス質化 → 艶
松代温泉の温泉水 → 材料を混ぜ釉薬が安定

💡松代温泉水を使う理由
温泉水を使うことで灰が均等に混ざり、釉薬が安定します。
比較実験温泉水と水道水で沈殿時間を比較した結果を写真で紹介します。
松代温泉の泉質は、含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉です。
含まれる鉄分が酸化することで茶褐色の温泉水になりますが、この酸化鉄は本焼きの際、炎によって酸素が奪われ還元されます。
この還元反応が、本焼き後の色の変化を生み出す重要な役割を果たしています。

📌本焼きまでの工程
約1200℃で三日三晩焼成し、釉薬がガラス質に変化します。
焼成後の冷却で色が安定する。
窯には、1回の焼成でできるだけ多くの作品を入れます。

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📌 松代焼の「青流し」とは?
松代焼の特徴的な青緑色は、釉薬の成分が焼成で発色が生まれる「青流し」。

青流しの由来
「青流し」は、釉薬を流すことで生まれる青や緑のグラデーションが特徴です。流れるような模様が作品に動きを与えます。
基本の仕組み
釉薬を器の上部に厚めに掛け、重力で下へ流れるように調整します。この流れによって、釉薬の濃淡が自然に変化し、深みのある色合いが出ます。

💡技法のポイント
釉薬の比重の調整、掛ける位置と量、還元焼成と酸化焼成の中間(酸素を抑えた焼成)により、鉄分と灰が反応し青緑色に発色します。
釉薬1:下釉薬(下地釉)
釉薬2:青ながし(上掛け)
釉薬を均等に掛けた後は、掛けた釉薬には接触厳禁![]()


流れた部分は光沢が強く、青緑の濃淡が美しい。
一点ごとに模様が異なるため、唯一無二の作品になります。
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今回の取材を終えて、コウちゃんは、松代焼についてこう考えています。
松代焼の発祥は、松代地区に焼き物に適した粘土があり、身近にあった藁・もみ殻・木などの灰を、温泉水で混ぜることで均等に安定させた釉薬を使い、焼成したことから始まりました。
その結果、珍しい色の陶器が生まれ、その技法が受け継がれ、職人たちが技術を磨き続けてきました。
現在の松代焼は、自然と人の技が融合した結晶だと思います。
次回は、松代焼の魅力あふれる作品をピックアップして紹介します!
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📢お知らせ!
北信地域振興局の皆さんが、松代焼の陶芸体験を楽しんだそうです!
詳しくはこちら👉 松代焼 陶芸体験
取材時は、作品は、素焼きが終了し、釉薬を掛けの工程でした![]()
松代焼の陶芸体験は松代陶苑さん(公式サイト)まで。
お一人様でも、サクッと体験できますよ✨
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長野地域振興局 総務管理課
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