皆さんこんにちは。長野地域振興局企画振興課のFです。今回は、７月２２日に須坂市で４年ぶりに開催された第46回”須坂カッタカタまつり”の様子をお伝えしようと思います。

”須坂カッタカタまつり”は、昭和53年に地元商工会議所が事務局となって開催した”須坂まつり”に始まり、平成９年に現在の名称となってからも、須坂市民から愛され続ける夏の風物詩です。”カッタカタ”という軽妙なネーミングは、須坂市がかつて養蚕と製糸業で栄えたことにちなみ、繰糸器械の稼働音に由来しています。

今年の”須坂カッタカタまつり”は、コロナ禍の中断を経て４年ぶりの開催。まつりも佳境に差し掛かった夕方18時頃、会場は多くの参加者の方の熱気にあふれていました。

焼きそばやパンなど、様々な露店が立ち並ぶ中、「長野県須坂創成高等学校」の幟をたなびかせた露店を発見。
店頭には、農業科の生徒さんが作った玉ねぎなどが販売されていました。生徒の皆さん、暑い中お疲れ様でした！

あちこち見ているうちに、時刻は19時前。ここで祭りの見せ場、「竜みこし」の登場です。白煙を吐く竜の姿は、担ぎ手の熱気も相まって圧巻です。

「(正調)須坂小唄」「新須坂小唄」に合わせ、多くの方が踊り練り歩く姿も、見ていてとても楽しいものでした。様々な仮装や山車が、祭りの夜を彩ります。

多くの須坂市民に愛され、支えられ、歴史を重ねてきた”須坂カッタカタまつり”。来年は皆さんもぜひ、足を運んでみてください！