2024.01.24 [ 長野地域の【自然】 ]
【信濃町 野尻湖】真冬でも凍らない野尻湖は渡り鳥の楽園!ガン・カモ類を調べつくしてみた!!
みなさま、ごきげんよう。林務課のwです。
林務課では例年1月中旬にガンカモ類の生息調査を実施しています。
これは、環境省がとりまとめている調査で、昭和45年から続いています。筆者の生まれた年ww
[調査の目的]湿地の保全や鳥獣保護区の設定等に活用するため、ガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況及び渡来傾向、保護管理を図るべき生息地等についての基礎資料を得る
ガンカモ類の生息調査「環境省自然環境局生物多様性センター」ホームページ
当日は快晴。強烈な放射冷却でとんでもない寒さww
地元の友人によると、朝方―15℃まで冷え込んでいたとか
野尻湖漁協組合長 石田さんのご協力により、リゾートハウス「スピンネーカー」の桟橋より野尻湖漁協の第2黒姫丸で野尻湖を1周しながら、ガン・カモ類の生息状況を見ていきます🚤
湖面に浮かんだり、ボートに驚いて飛び立ったりする水鳥を双眼鏡で確認し、カウントしていきます(写真は、何も知らず、もろに風のあたる先頭で耐える筆者ww)
けっこうなスピードなので体感温度は-89.2℃(個人の感想です)
筆者はけっこう寒さに強いほうだと自負していましたが、寒すぎて笑いがこみ上げてくるレベルです
こんなに寒いのに、なぜか凍らない野尻湖w
シーズンということもあり、ワカサギ船も浮かんでいました(あの中は暖かいんだろうなー)
石田組合長さんによると、猛烈に冷やされた表層水が最も重い水温(4℃)になり、深層水と入れ替わる現象(ターンオーバー)が発生し、底の泥が巻き上がることでワカサギの釣果に悪影響を及ぼしていたそうです
※現在はターンオーバーは落ち着いて、ワカサギも釣れ始めています!!
湖上から見た黒姫山
湖上から見た妙高山
ボートに驚いて飛び立とうとする水鳥たち🦆
飛び立ったマガモの群れ🦆
寒さと速さと揺れで写真がうまく撮れません
双眼鏡で見ると、かろうじて種類はわかるのですが、、、
マガモ、カルガモ、ホシハジロ、オオバン、カワウなどが多く見られました🦆🦆🦆
こんな寒さの中、多様な水鳥たちが野尻湖に生息しているんですね
春になるまで頑張ってね~
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