2023.06.12 [ 長野地域の【自然】長野地域の【環境】長野地域の【暮らし】 ]
浄化槽の維持管理について
こんにちは!環境・廃棄物対策課のSです。
突然ですが皆さん、浄化槽という装置をご存じでしょうか❔
浄化槽とは、下水道が接続されていない地域において、台所やトイレ、お風呂などで生じた汚水やし尿を微生物の働きによってきれいにし、川や海に流す装置のことです。
今回は浄化槽の維持管理についてお願いしたいと思います
浄化槽をお使いの皆様には、「浄化槽法」で3つの義務が定められています。
〇保守点検の実施
保守点検は、微生物が活発に活動できる環境を整える役割があります。
具体的な作業内容は、浄化槽の機械の点検・補修や消毒剤の補給などがあります。
保守点検を行う頻度は浄化槽の規模や処理方法によって異なります。
法令で定められた回数を必ず実施しましょう
〇清掃の実施
浄化槽内に溜まった汚泥を抜き取る作業のことを言います。
清掃を適切に実施することで、浄化槽の破損や機能の低下、汚泥の流出、悪臭の発生といったトラブルを未然に防止することができます。
年1回以上の清掃を必ず実施しましょう
〇法定検査の受検
浄化槽を設置している方に対し、浄化槽が正常に機能し、併せて保守点検及び清掃が正しく実施されているかどうかを県が指定した検査機関がチェックする検査のことです。
法定検査には、以下の2種類があります。
●7条検査:浄化槽を設置してから3か月以上、5か月以内に実施する検査
●11条検査:毎年1回定期的に行う検査
検査案内が届きましたら必ず受検しましょう
浄化槽は毎日休むことなく、働いており、私たちが生活する自然環境を守っています。
きれいな水が河川に流れるよう浄化槽の役割を理解し、適切に管理していきましょう
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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