こんにちは。林務課のラメンスキーです。
皆さんは、「戸隠森林植物園」をご存じですか?
「戸隠森林植物園」は、約71ヘクタールの園内を遊歩道で巡りながら、静謐な森林の中、自然を堪能できる森林植物園です。
先日、植物園周辺のゴミゼロ運動に参加しました。草花の写真も添えて、当日の様子をお伝えします。
「530(ゴミゼロ)運動」は、北信森林管理署の主催で5月30日(木)に実施。
私たち長野地域振興局 林務課のほか、関係の皆さま、総勢およそ60名で作業しました。
戸隠神社奥社参道の杉並木や、
小川のほとり。
キャンプ場や県道沿線も、クマなく周りました。
そしてこのゴミゼロ運動、ゴミ拾いだけではなく、外来植物の駆除も目的の1つ。
外国から海を渡り、山深い戸隠までやってきた外来種とは?
その最たるものは、こんなのどかな風景にもバッチリ写っているのですが・・・どれかわかりますか?
答えは、タンポポです!
見るべきは花の下部分です。(ここではガクと呼ぶことにします。)
日本に自生するタンポポはガクがしぼんでいますが、西洋タンポポはガクが外側に反っています。こちらは紛れもない「外来種」。
私たちは、タンポポを見つけてはガクを観察。
外側に反っていることを確認したら素早く除去していきました。
2時間足らずで、軽トラいっぱいの成果! 皆さま、お疲れさまでした。
そうそう、今回の活動で、素敵なものをたくさん見つけました。
金花に白花。
クリンソウの季節も、あともう少しです。
アカゲラも飛び回っていました。
それから、こんな不思議なものを見つけましたよ。
えっ、森の中にエビフライ!?
そうか、松ぼっくり(ドイツトウヒ)か!
・・・でも、いったい誰がこんなことをしたのだろう?
実は、森林に生息しているリスが調理した(種子を食べた)ものです。
(ヤフオク、メルカリ、Amazonでも売っているようですよ。)
足元の草葉にセミを発見!
こんなところで、いったい何をしているのかな?
まなざしを向けると、驚嘆することばかり。
皆さんも、どうぞ戸隠におでかけください。不思議なものを見つけたら、教えてくださいね。
ご紹介した戸隠森林植物園の情報はこちら → 戸隠森林植物園 – 長野県公式ホームページ(リンク)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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