グリーン・ヒルズ小・中学校の学校林活動「GHGP~グリーン・ヒルズ学校林プロジェクト~」第2回にお邪魔してきました。
台風19号による風倒木で周辺地域は3~5日間も停電が続き、大変な状況だとお聞きしていました。
幸いにも校舎等には直接的な被害はなく、学校生活も通常通り行われています。ホッとしました。そんな中、子どもたちが学校林の様子を見に行くために、ヘルメットが役にたったそうです。
さて、今日はあいにくの雨になってしまったため、校舎内ホールで安藤さんの安全講習会が行われていました。今後、子どもたちは実際にノコギリを使って木を切るわけですから、安全に作業するための知識は非常に大切です。
後半は、チェーンソーの説明をしていただきました。実際に触らせてもらえるということで、あっという間に列ができ、順番に体験させてもらっていました。
質問コーナーでは、「前回、安藤さんはヤナギやクワは伐る、と言っていましたが、クマが休む場所なので残してほしい」「クワの実が食べたいので残してほしい」「何歳ですか」「好きな食べ物は」など多くの意見や質問が出されていました。
安藤さんは、「光の取り合いのことや、立っている場所などから判断して、みんなの考えも取り入れながら、伐る木を選んでテープを巻いておきます。」と説明されました。
とりあえず今日の講義はここまで。次回(第3回)は11月12日(火)ですが、安藤さんは晴れると仰っていました。子どもたちは実際に森林での作業をしたくてウズウズしています。
さて、帰り際に安藤さんから「学校林、見てきました?大変なことになってますよ!」と言われ、様子を見に行きました。
・・・たしかに大変な被害状況!!
前回子どもたちが活動した学校林のカラマツが根こそぎ倒れてしまっています。
ざっと見渡しても20本近くの木が倒れているようです。
こんなに太い木が、へし折れています。
一部では、非常に危険な「掛かり木」が多くみられました。このあたりはすぐには入れない状況です。
こんなに木がたくさん生えている場所なのに風の通りが良いからか、被害が非常に大きいということがよくわかりました。
これらの被害を未然に防ぐためにも森林整備の大切さを改めて実感しました。
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