ほっとスタッフブログながの

長野地域の魅力、わたしたちの仕事について、ホットな話題を提供していきます。 生身のスタッフによる血の通った顔の見える人間的なブログを目指しますので、お見逃しなく。

越県広域連携 推進中!!

林務課のSです。

先日のブログでは、『今年は4年に1回のクマの大量出没の恐れがある』として長野市の活動を紹介したところですが(https://blog.nagano-ken.jp/nagachi/other/17208.html)、先週末発表された県下のドングリ等の山の実りの調査結果によれば、長野地域は昨年に比べて実りも良いようで、いくらか安心できそうな感じです
https://www.pref.nagano.lg.jp/yasei/180921press.html
ただし逆に言えば、「クマは山に居る」ということです
この時期のツキノワグマは冬ごもりに向けて夢中でドングリを食べているため、人の気配に気づきづらくなっています
キノコ狩りなどで山に入る際は、クマとのバッタリ遭遇による事故を避けるため、鈴やラジオなど音の出る物を持参する等、自衛を心がけてください

さて話は変わりますが、
野生動物にとって市町村や県の境界は何の意味もありませんが、人間にとっては大きな問題になります

例えば、長野県内で農作物に被害を出している動物が県境を越えて隣の県に行ってしまった場合、長野県の許可では捕まえることができません
また、長野県側で追い払っても隣の県で被害を出し、隣の県で追い払うと長野県に戻ってきて被害を出す……といったイタチゴッコになってしまったりします

実は長野地域でも、信濃町と新潟県の妙高市との間を行ったり来たりしているニホンザルの群れが被害を出しています
この群れは、平成14年頃から見かけられるようになりましたが、その後どんどん数を増やし、平成24年の調査では70頭ほどの群れになり、信濃町と妙高市の両方で農業被害を出しています
また、どちらの地域も豊かな自然を売りとした観光を推進しており、観光客の皆さんへの被害も心配されています……
これを受けて地域では、越県の広域連携に向けて情報交換を行っています
今年も先日、市、町、両県現地機関および地元関係者が飯綱町に集合し「ニホンザル対策 信濃町・妙高市合同会議」を開催しました
まだ合同での被害対策には至っていませんが、妙高市で行っている電波発信機による調査情報(最初は平成20年に長野県で発信器を着けたのですが、バッテリーが切れて以降、後が続かず)の共有等について話し合いました
ちなみに、昨年度は共同でポスターを作りました
今後も、実際の越県連携に向けて地域を支援していきたいと思います

同日、信濃町の皆さんを対象に、合同会議での情報も踏まえてサル対策学習会も開催しました
17時からでしたが、大勢の方に参加いただきました。今後の対策(越県連携も含めて)に繋がっていけばと思います
なお、会場には立派な神棚がありましたが、別に「最後は神頼み!」というわけではありません

他の地域の皆さんも、「神頼み」の前に、ぜひ地域振興局野生鳥獣対策チームに御用命ください

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