2020.01.23 [ 子ども・若者長野地域の【暮らし】 ]
長野で活動!NPO「農作業で地域に貢献」
こんにちは、総務管理課Iです。
今日は、思いっきり足を延ばし高山村へ行ってきました。
ニュースでも話題になっていますが、ここ高山村も雪がない!!!
高地なので風は冷たいのですが、雪景色が見られないのも寂しいです。
さて、障がいのある方の就労継続支援を行っているNPO法人信州能力開発ネットワークさんが、高山村のワイン農場で作業をされているとのことでお邪魔してきました。
こちらの農場では、ワイン用ぶどうの剪定後の枝処理を施設利用者さん3名と職員さん1名で行っていました。
上の写真のように剪定されたぶどうの枝が絡まっている状態を…
このようにスッキリさせます。
針金に絡んだ枝を抜き取る作業ですが、枝から出ているツルがしっかり巻き付いているため、枝元はすでに切られているのになかなか外れず…
私も試しにやらせていただいたのですが、手強い枝には力よりもコツが必要でした。
今日1日の分ではありませんが、外されて集められた枝はこんなにも!!!
毎日の積み重ねが目に見える成果として実感できるのも農業の良いところかもしれません。
農場の方からも「よくやってくれています」と感謝のお言葉。
昨年までは、農場ご夫妻とお手伝いの女性の3人で行っていたそうですが、作業の一部をおまかせしたことで「とても楽になりました」とのこと。
農業は一年を通して休みなく作業がありますが、人手が欲しい忙しい時期に働きたい、働くための訓練をしたい方が作業を担うことで人や社会とのつながりができ、それが、働き続けることにつながっていきます。
戸外での作業は、暑かったり、寒かったり、持久力も必要で、農作業は施設の利用者さんにはとても大切な経験になっていくそうです。
皆さん、寒さが厳しい中でも黙々と丁寧に作業をされていたのが印象的でした。
「信州能力開発ネットワーク」は、障がいのある方が地域社会との関わりを持ちながら働くために、就労継続支援事業所として活動されているNPO法人です。
長野地域振興局管内で活動するNPO法人を県ホームページで紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。
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