2013.07.24 [ 上伊那/森林レポ ]
汗をかきながらの下刈り作業 辰野南小学校「育ちの森・夏」活動
〈上伊那の森林レポート〉
7月10日(水)に辰野南小学校4年生から6年生の59名が「育ちの森・夏」の活動を行いました。
当初、活動が行われる予定だった7月5日は梅雨であったため朝からの大雨で延期になってしまいました。順延になった10日の天候も心配されていましたが、平年より15日も早い梅雨明けで朝からとても良い天気となりました。
今回の「育ちの森・夏」の活動は、4月25日に行われた「育ちの森・春」の活動で1年生から3年生が植栽した木が大きく育つように下刈り作業と冬にソリで遊ぶためのコースの整備が行われました。
子どもたちは学校から活動の場所まで約20分かけて歩いて到着。いつもは日の当たる場所で行われる“はじめの会”もあまりの暑さのため日陰で行われました。
辰野南小学校では、地域の皆さんに学校支援ボランティアとして授業等にかかわっていただいて、育ちの森活動でも多くのボランティアの皆さんに協力していただいています。
この日もボランティアの方からカマの使い方を教えてもらいました。
分かれて下刈り作業を開始します。
炎天下での作業となりみんな汗だくです。
場所によっては自分たちの背と同じくらいの草が茂っていました。
約1時間30分かけて作業終了。うっそうとしていた草もなくなり植栽した木(クヌギ、エノキ、ハナモモ)が元気に顔を出しました(^^)/
☆作業前
☆作業後
ソリコースの整備はボランティアの皆さんが刈った雑木を運びました。トゲのある木に悪戦苦闘しました。
みんなで協力して運びだしが終了。コース内の雑木が全て無くなりました。
冬にはみんなが楽しく遊んでいることと思います。
作業終了後には、この日一番のお楽しみのカブトムシ採取の時間です。今まで炎天下で作業していたとは思えないほど、元気にカブトムシ探しに熱中していました。
クワガタGET!!
辰野南小学校では育ちの森活動を“地域の「人 もの こと」とかかわる学習”として位置付けています。自然の中で様々な人とかかわりを持つことで、子供たちが多くのことを学ぶ機会になればと思います。
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
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