その3 高度間伐技術者集団育成事業
今年で導入から4年目に入った「長野県森林づくり県民税」(通称:森林税)のこれまでの取組をご紹介するシリーズの3回目は「高度間伐技術者集団育成事業」です。
前回は9月12日に情報掲載したのですが、その他の話題が豊富で、今回の掲載まで1カ月以上が空いてしまいました…
申し訳ありません。
さて、森林税による間伐の対象となる「里山」は、森林所有者も多く、樹種も多様であるため、間伐作業の仕方も様々です。
このため、この事業では、森林税による間伐作業の担い手として、それぞれの事業地に最適な間伐計画を立案し、作業路網や各種の高性能林業機械を組み合わせて、効率的な間伐を行う「高度間伐技術者集団」の編成を支援することを目的としています。
この事業により、これまでに以下のような成果がありました。
引き続き、事業体の職員一人一人への技術伝達及び意識改革を進めるとともに、GPS・GISなどの更なる活用技術の習得を支援してまいります。
1 施業プランナーの育成
①施業提案型による承諾書の取得実践:8事業体、60団地、1,880ha
②GPS・GISの導入等による施業提案型の体制整備:7事業体
(GPSを利用した境界測量)
2 林業機械総合オペレーターの育成
①低コストで長期使用可能な作業道の開設:10事業体、77,418m
②上記作業道を利用した高性能林業機械による搬出間伐の実施:10事業体、494.8ha
(作業道開設)
(高性能林業機械による搬出間伐)
3普及啓発
事業体職員全体を対象とした研修会の実施による広範囲な技術伝達:5事業体
(社内研修)
昨年度までの3年間の事業実績をとりまとめた
「みんなで支える森林づくりレポート」は、
こちら(PDF形式:2833KB/39ページ)
<本件に関するお問い合わせ先>
林務部森林政策課企画係
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330
メール:rinsei@pref.nagano.lg.jp
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
林務部 森林政策課
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330