その8 地球温暖化防止吸収源対策推進事業
今年で導入から4年目に入った「長野県森林づくり県民税」(通称:森林税)のこれまでの取組をご紹介するシリーズの8回目は、「地球温暖化防止吸収源対策推進事業」です。
社会貢献活動に熱心に取り組まれる企業の皆様が、自分たちで森林づくりをしたくてもできない地域に対して、資金・人的支援を行い、森林づくりの推進と地域の活性化をめざす「森林(もり)の里親促進事業」を前回御紹介したところですが、この事業で間伐を実施したことにより増加する森林の二酸化炭素吸収量を現地調査を行って定量化し、企業に対して認証書を発行するのが、本日御紹介する事業です。
(認証マーク)
(現地調査の様子)
(認証委員会の様子)
(認証式の様子)
間伐を実施すると、森林の樹木の本数が少なくなるため、森林の二酸化炭素吸収量は一時的に少なくなりますが、間伐により残された立木の成長が著しく促進されるため、将来的に森林全体の二酸化炭素吸収量は増加します。
この事業により、これまでの3年間で、3885トン-CO2/年を認証しましたが、この量は自家用乗用車約1700台が年間に排出する二酸化炭素量に相当します。
今後も引き続き、森林、木材を通した地球温暖化防止対策を推進してまいります。
昨年度までの3年間の事業実績をとりまとめた
「みんなで支える森林づくりレポート」は、
こちら(PDF形式:2833KB/39ページ)
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林務部森林政策課企画係
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330
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