信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

森林の地球温暖化防止機能

<森林の持つ多面的機能って?> 
 不定期連載のシリーズ第2弾は、森林の持つ様々な「多面的機能」をクローズアップ。

 第5回目の今回は、「地球温暖化防止機能」に着目します。face01

 森林の樹木は、空気中の「二酸化炭素」を光合成という形で体内に取り込み、「炭素」を有機物として幹や枝などに蓄え成長しています。
 そして、残った「酸素」を空気中に放出しています。

 このことを身近な例に置きかえると、自家用乗用車1台から1年間に排出される二酸化炭素の量は、80年生のスギ人工林約0.3ha(スギ約160本)の年間吸収量と同じくらいです。
 また、1世帯から1年間に排出される二酸化炭素の量は、80年生のスギ人工林約0.8ha(スギ約460本)の年間吸収量と同じくらいです。face08

※各数値及び下図は林野庁ホームページから引用

 1997年に採択された「京都議定書」では、2008年から2012年までの5年間に、1990年と比較した日本の温室効果ガスの削減量を6%と定めました。

 このうち3.8%が、森林整備や植林により増加した二酸化炭素吸収量として算入することが認められており、森林整備の重要性がますます高まっているのです。

<本件に関するお問い合わせ先>
林務部森林政策課企画係
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330
メール:rinsei@pref.nagano.lg.jp

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