こんにちは、森林づくり推進課のたぬ吉Bです。
6月に入り、いよいよ雨の多い季節が始まろうとしていますが、県では、5月20日から6月30日までの間を「山地災害防止キャンペーン」期間としています。
キャンペーン期間中は、梅雨入りを迎えるにあたり、県が推進する治山事業を始めとした保安林整備や施設整備と併せて、「災害への備え」について県民の皆様に関心を持っていただき、地域としての防災・減災を進めていくため活動を行っています。
キャンペーン期間中の活動の一環として、6月4日に長野市生涯学習センターで「森林の防災・減災講座2018」を開催しました!
講座では、林野庁森林整備部治山課長の大政康史氏と長野県立歴史館長の笹本正治氏のお二方よりご講演をいただきました。
まず、大政康史氏より「九州北部豪雨による流木災害等を踏まえた治山対策の取組」と題して、九州北部豪雨で大きな被害を及ぼしたと考えられている「流木」対策を柱とした治山事業の推進に関して、全国的な状況を踏まえてご講演いただきました。
また、熊本地震をはじめとした自然災害について、文献などから過去に同様の災害が発生していたことが判明しており、「地域史を知ることは防災につながる(伝承されていれば被害を軽減できた可能性がある)」という地域防災に係るお話もいただきました。
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