2023.12.30 [ 安曇野市松本農業農村支援センターお店紹介 ]
挽きたて、打ちたて、茹でたての「9割そば」のみで勝負!
自分でもソバの栽培、そば打ちもする松本農業農村支援センターのSです。
今年も年末が近づき「年越しそば」の話題も多くなる時期になりましたね。
信州でも蕎麦屋が多くあることで有名な「安曇野市穂高」で、農業を行っている「農事組合法人 富田生産組合」ではちょっと変わった蕎麦屋を運営しています。
農事組合法人というのは、地域の農家の皆さんが出資をして法人を立ち上げ、共同で農作物の栽培や農業を経営していこうという組織のことで、有明の富田地区の方々で運営しています。
富田生産組合では、自分達でソバ栽培(品種:信濃1号)を行い、自分達で収穫し、石臼で「そば粉」にして販売をしていましたが、令和4年12月に「手打そば処 とみた」をオープンし、生そばの提供も始めました。
製粉機は石臼挽きで、市内の蕎麦屋さんにも卸しています。店頭では、そば粉(1,100円/kg)、そば殻(50円/袋)を格安で販売してます。
まさに、ソバの栽培・収穫と「挽きたて、打ちたて、茹でたて」が1組織で完結できました。
「そば」に自信があるので、メニューは「もりそば」と「かけそば」のみです。(そば好きには十分です)
いずれも税込み500円です(もちろん「そば茶」と「そば湯」(茹で湯)もあります)。
私は「もりそば」を食べましたが、「そば」は挽きたて、打ちたてで「新そば」なので香りが良く、やや緑色がかった「つやのある麺」で、喉越しが良く、もう1枚食べたくなりました。
そばは9割そばで、もちろん手打ちです。特別に見せていただきましたが、すごく丁寧できれいに伸ばします。組合には2名の打ち手がいますが、現在は1日40食を目安にしています。
1日40食を目標に(持ち帰りの「生麺(1人前160gで400円)」含む)、店内はカウンター4席、テーブル3席なので、昼食時は並ぶことを覚悟してください。また、開店してからすぐにお客様がくるので、売り切れ必至! ご注意ください。
年越しそばの予約は終わってしまいましたので、ぜひ食べに行ってみてください。富田生産組合で栽培した「お米」の販売もしています(コシヒカリの他、長野県のオリジナル品種「風さやか」も売ってます)。
営業時間は11時から14時まで、月曜が定休です(そばがなくなり次第、終了です)。
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