こんにちは、商工観光課のクリリンです。
去る6月8日(土)に、第55回木曽漆器祭・奈良井宿場祭に行ってきました。
400年以上の歴史ある木曽漆器は、国の伝統的工芸品に指定されています。
塩尻市の南部にある木曽平沢は、漆工町として国内唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、多くの漆器店が並び、歴史と文化を体感できる美しい街並みです。
漆器店の前に、食器やお盆などの木曽漆器が並び、多くの観光客で賑わっていました。
昭和女子大学の学生が考案した、色付きの漆と内山紙を使った鮮やかな商品があり、木曽漆器の新たな可能性を感じました。
道の駅の「木曽くらしの工芸館」(塩尻市木曽平沢)は、
奈良井宿まで無料のシャトルバスの発着地になっています。
木曽くらしの工芸館の中庭にある建物の一角に、
長野県内の伝統的工芸品を一同に見ることができる、県内初となる「信州の伝統的工芸品」の常設展示場がプレオープンしていました。
この常設展示場は、木曽漆器工業協同組合が、県の県民参加型予算を活用し、伝統的工芸品とクラフトの魅力を共同発信する場として整備されたとのことです。
常設展示場の入口です。
国指定の伝統的工芸品(7品目)のコーナーです。一番目立つところに、木曽漆器の座卓があり、存在感があります。
こちらが県指定の伝統的工芸品のコーナーです。
当日は、まだ準備中のブースもありました。グランドオープンは、8月2日です。
奈良井宿場祭では、きもの町歩フォトコンテストが開催されており、
きもののレンタルと着付けもしていました。
親子づれが、きものを着て和傘をさしながら、優雅に歩いていました。
木曽漆器など県内の伝統的工芸品の魅力に触れることができる
「信州の伝統的工芸品」の常設展示場を訪れてみてはいかがですか。
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