雄大な大自然とりわけ天空アクティビティを愛する皆さんお元気ですか!葉っぱです。
前日の大雨が嘘のように晴れ上がりこの上なく爽やかな気候となった5月29日、「乗鞍岳春山バス」の運行区間延長に向けた第2回試運転に参加しました。「位ヶ原山荘」までの運行は既に4月29日から開始されていますが、今回は、さらに山頂近くとなる「大雪渓・肩の小屋口」までの運行区間延長に向けて、関係者で安全性などを確認しました。
「春山バス事業」は、松本市、アルピコ交通、のりくら観光協会を実施主体として例年行われている事業で、松本平に春の訪れを告げる風物詩といっても過言ではない、かもしれない。令和4年シーズンからは、乗鞍岳自動車利用適正化連絡協議会の事業として位置付けられています。
参加者の集合は10時20分、乗鞍高原といえども初夏の気候で、清々しいにもほどがある乗鞍観光センター。そこからアルピコ交通のシャトルバスに乗車して、「大雪渓・肩の小屋口」をめざします。
冷泉小屋を過ぎたあたりから山肌に残雪が見られます。標高2,500メートルあたり、シャトルバスからいったん下車すると、さすがに寒い。フリースとウインドブレーカーを着込んで路面を確認します。
最後に、シャトルバスは「大雪渓・肩の小屋口」で停車。参加者で主に安全面について協議し、「位ヶ原山荘」~「大雪渓・肩の小屋口」区間の開通日を5月31日とすることを確認しました。
乗鞍岳自動車利用適正化連絡協議会の目的には、〈自然環境の保全〉だけでなく、〈利用の適正化〉と〈安全確保〉があります。豊かな自然を守りながら、訪れる人がそのめぐみを享受するためには、まずは地元の人々のご理解とご協力、さらに地元住民や関係事業者の振興が必要だと、改めて認識する機会にもなりました。
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