来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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林務課生物図鑑その1「コハクチョウ」~ジークフリート王子は湖へ向かう~

皆さん、どうも!!林務課のくっぴーです。

木や森に関わっている林務課ですが、
林務係では、野生鳥獣の捕獲許可や狩猟免許も扱っています

そんな林務係らしいことをご紹介したいということで、
気まぐれの(何回続けられるかわからないので(笑))
生物図鑑を始めようと思います

今回、私が出会った方は”コハクチョウです!

ハクチョウはシベリアに住んでいて、冬はエサが取れず
日本に来ている、
今だからこそ出会える、レアなお方なんです!

それでは、先ず行った場所ですが
安曇野市明科にある「御宝田(ごほうでん)遊水地」という場所

ここはハクチョウの飛来地で、このように毎日
ハクチョウの数を数えている!!この日はなんと158羽

ただ池にいるのは、カモさんたちで、
ハクチョウはいない…(ちなみにカモさんたちの数は、1000羽以上)

どうしても諦めきれないので、犀川に出てみる
おっと。そこには多くのハクチョウたちが!!

まずは観察してみる
なるほど、口ばしの先端は黒く、根本は黄色
そして、当たり前だが カモに比べるとかなりデカイ

これは「コハクチョウ」という種類で、
オオハクチョウという似た種類との区別方法は
この黄色い部分の多さだ…


まあ実際よく見てみても、分からないのですが、
この御宝田遊水地にいるハクチョウは、ほとんど“コハクチョウ”だそう

さらに観察すると
え-このコハクチョウは首を水中に入れているぞ!
よく見ると、水の底にあるコケや落ち葉を食べている!
お食事中だったんですね~


(ハクチョウはそれ以外にも、貝類を食べる。そう、雑食性なんです!)

もっと見たいので、近づいてみる(約2メートル)…
なんと逃げないすごく近くまで寄れます

その理由とは、
1.コハクチョウは狩猟の対象ではなく、人間を恐れない
2.多くの見学者が来て、人間に慣れている
ことなどが挙げられます

そして、また気になる行動が(笑)
よく口ばしでお尻をモゾモゾ、そして羽の方へグリグリ
羽づくろいを頻繁にやっている


なんとハクチョウのお尻からは油分「油脂腺が出ていて、
それを体に塗っているのだそう!
それでハクチョウは水に浮くことができるんですね!!

そして最後に気付いたことは、
ハクチョウは可愛いということ

真っ白い雪が降る中、水に浮く純白のハクチョウは何とも美しい
まさに“白鳥の湖”(カモも交じってますが…(笑))

さあ皆様も、この可愛いハクチョウにぜひ会いに行ってはいかがですか
ただし、生き物や自然を思いやり、ルールを守って触れ合うよう
よろしくお願いしますね

 

ちなみに、同名のジークフリートさんは過去に美味しいお店の紹介をしていますので、
ぜひそちらもご覧ください

「これぞ地域のグランメゾンだ!~★★★老舗復活「盛よし」~」

 https://blog.nagano-ken.jp/matsuchi/sender/rinmu/41258.html

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