こんにちは😊
アンチエイジングと聞くと魂がビビッと反応してしまう、永遠の34(年齢ではありません)です
さて、松本合庁敷地内にある通称「めがね広場」。
そう言われるようになった理由は、この写真を見れば一目瞭然!
googleマップでも、ご覧のとおり笑。
ここにあった老朽ベンチを撤去した経過は、ブログ【松本合庁の「めがね広場(通称)」からベンチが消えた!】をご覧いただきたいのですが、
この「めがね広場」に、このたび、その美しさを20年以上も保つ‼というとんでもなく聞き捨てならない木製ベンチが完成しましたので、お披露目しますね
ででん!!!
渋い色でいい味だしてくれてますね~
ペンキでの着色とは違い、木目の美しさを残した着色技術をお伝えするために、もっと近づいてみましょう
木の艶やかな質感そのまま。木目好きにはたまりません。
枕にして、ずっと頬ずりしていたい滑らかさ
屋外に置くなんてもったいな~い
…と思うのですが、なんとなんとこの木材は、長野県林業総合センターが開発した素晴らしい技術を施したことにより、20年以上もこの美しい状態を保つのだとか
(アカマツ材の新たな製品開発について←詳しく知りたい方は、リンク先の論文をご覧くださいね)
松本地域産アカマツの板材を特殊な乾燥機にかけて水分量をゼロ(含水率0%)にし、その後に電熱ヒーターで最高温度220度の熱処理を行うのだそう。
普通の天然木材は、夏は湿気を吸って膨潤し、乾燥する冬は収縮するなど季節によって寸法が変化する性質がありますよね。
それ故に、家の床や柱に天然木材を使うと季節の変わり目にパキッと音がして上の写真のように少しづつひびが入ったりすることもあります。
調湿効果こそ木の家の気持ち良さなので、ヒビも味わいの一つで好きなのですが、先にご紹介した林業総合センターが開発した木材は、寸法の変化がほぼゼロなのだそうです!
また、通常天然木材に着色する場合、塗料を表面に塗るため、ウッドデッキなども傷が目立ちやすく定期的に塗り直す必要がありますよね。
でも、この技術を用いると、内部まで表面と同じ色になるそうです!だから塗り直す手間もありません。
だから、20年以上ずーーーっと美しいまままさにアンチエイジング!!!
その神がかった技術、永遠の34の全身に施していただきたいです!!
さて、松本合庁のめがね広場に登場したアンチエイジングなベンチの使い道の一例としましては、
涼しい木陰で、高尚な文学作品の世界に浸ってみたり、、、
ぽかぽか陽気の日には、ベンチに横たわって束の間の午睡をしてみたり、、、
ときには、青空の下で採用面接をしてみたり…。
使い方は無限大∞
みなさまの”憩いのベンチ”として、今日からまたご愛用くださいね
最後に、このベンチの製作にたずさわってくださった方々をご紹介します
~スペシャルサンクス~
☆合庁勤務職員有志(朝のボランティア活動として)
寒い中、本当に多くの職員の方にボランティア活動として参加いただきました。
☆林業総合センターの職員のみなさん
木材の提供からベンチ製作に至るまで、センター所長をはじめセンター職員の皆さんにも、技術と労力を快く提供していただきました
☆林務課のみなさん
林務課長には各種調整のかじ取りをしていただき、
T課長補佐や職員の方にも労力を惜しみなくご提供いただきました。
☆地域振興局長ほか職員のみなさん
もともとは、局長(↑)が、「老朽ベンチを綺麗にしようじゃないか!」 と声を上げてくれたのですが、老朽ベンチの撤去やベンチ製作に至るまで、局長も副局長も先陣を切ってその労力を惜しみなく提供してくださいました。
そしてそして、総務管理課U課長補佐と庁舎管理Mさんの尽力なくしては、今回のベンチ更新はなかったかもしれません寒い中、連日ベンチ製作に伴う様々な作業をしていただきました。
職員みんなの力を合わせて完成させた”憩いのベンチ”。
完成時の美しさそのままに、屋外でどのくらいの期間その形状を保つのかという実証実験も兼ねていますので、みなさまもぜひ、この実験への参加を兼ねてベンチで憩いに来てくださいね
ベンチ製作に携わったすべての職員の思いがこもっていますので、ご利用は丁寧にお願いします。
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