2023.12.02 [ 松本農業農村支援センター ]
お店でも、家庭でも、みんなに作ってほしい!レシピを公開&商品化~ 「農村生活マイスター松本」考案の『松本の味 旬の野菜の米粉ケークサレ』~
こんにちは、松本農業農村支援センター“あまにた🍄”です。
『ケークサレ ~cake salé』ってご存じですか?
そう、しばらく前にちょっとブームにもなりました。
『塩味のケーキ』を意味するフランス語で、砂糖を控えチーズやベーコンで塩味を利かせた生地に、ブロッコリーやパプリカ、ジャガイモなどの野菜を合わせパウンド型で焼いたものが一般的です。
食事やワインのお供になる惣菜ケーキ、ですね♪
さて、今回提供の話題です。
松本市で活動する農村女性グループ『農村生活マイスター協会松本(会長:倉科喜美子)』のみなさんが、この『ケークサレ』を小麦ではなく、米粉で作るレシピを研究。
松本市の農政課 ホームページに作り方が公開されました。
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/72/124216.html
また、このレシピをベースに、松本市梓川のあずさ夢工房内『加工組合さくら』で地元の季節の野菜や果物を使って商品化しました。近々販売開始します。
商品名は『松本の味 旬の野菜の米粉ケークサレ』
食べやすく「マフィンカップ」でつくっています。
メニューは第一弾として3種類。試食しました♪
① 野沢菜チーズ七味
本体は野沢菜とたっぷりのチーズ。
また、トッピングの粉チーズと七味の辛味強め。七味はご縁のある善光寺門前「八幡屋〇五郎」製。
「思いを込めて七味をたっぷり振りました。ワインのお供におススメ(会長談)」
➁ 松本一本ねぎ 本体断面の人参がキレイ☆彡 松本が誇る伝統野菜「松本一本ねぎ」。初冬の味ですね♪
「松本一本ねぎ」の食感と香りの存在感があって試食の席でも大人気でした。
トッピングは和テイストにまとめて鰹節。こちらもお酒がすすみそう。
➂ 寒干しりんごとウィンナー
梓川のりんごを使った商品を作りたい・・・砂糖を入れた甘煮ではなく、でも生でいれたら水が出るし・・・と試行錯誤。その結果、寒干しにして味を濃縮しました。
ウインナーとりんご🍎の組み合わせは、ポークソテーにりんごソースを添えるイメージ。
甘い×しょっぱいが食欲をそそります。ちなみにトッピングのそぼろ状のクッキー生地(“シュトロイゼル”というんだそうです)も米粉で作った細かいこだわり。
いずれも美味(*^-^*) かつ、素材の個性が活かされたお味でした。
筆者はピリ辛の野沢菜推しですが、松本一本ネギも捨てがたい。
それでは、今回の取り組みについて少しお聞きしましょう。
Q.なぜ「米粉」?
A.米粉は小麦粉に比べ、ヘルシー、腹持ちが良い、グルテンを含まないなどの特徴があります。ごはんによる消費だけではなく、小麦を米粉に置き換えることでお米の消費拡大につながります。
Q.レシピを公開した理由は?
A.ご家庭ではありあわせの材料を使って手軽に作ってほしいです。残りものを活用すれば食品ロスにもなります。冷凍で作り置きもできるので忙しい朝食、食の進まないお子さんにもいいのではないでしょうか。
また、他のお店でも「米粉のケークサレ」を商品化してもらいたいです。それぞれのお店の個性を生かした『松本の味』が楽しめるようになったら・・・
Q. 第1弾ということは、第2弾も?
A. はい。松本は野菜や果物の種類が豊富なので、季節ごとにいろいろな味のバリエーションが考えられると思います。 ~松本の旬の味をPRし、かつ地産地消ですね~
マイスター松本では、もっと米粉を使ってほしい!と「米粉を活用した料理教室」に取り組んできました。
レシピにある微細米粉(菓子用)は、ローカルスーバーでも常時数アイテム置くところが増えています。
『松本の味 旬の野菜の米粉ケークサレ』
お店でもお家でも、みなさん是非、作って食べてくださいね!
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