総務管理課水くれ当番1号です。
松本合同庁舎は昭和59年に竣工しましたが、その時に一緒に造成した「めがね広場(通称)」(下図の赤く囲ったエントランス広場と書かれた場所です。上から見ると「めがね」に見えるため、そう呼んでいます。)があります。そこには16脚のベンチがあり、来庁者の皆様や休憩時には職員も利用し、憩いの場所となっています。
しかし、建設から約40年が経過し、ベンチの木製部分はかなり損傷等が進み、座ることをためらう状態となっています。以前から改修を要望をしていますが、なかなか予算がつかず手が付けられずにいました。
今年度、着任された地域振興局長が、「予算がなければ、自営でやろう!」と一声!
早速、木材のスペシャリスト、「長野県林業総合センター」に相談をしていただくと、センターでは、アカマツの有効利用を考えているとのこと!(※ちなみに長野県下の松くい虫による被害の半分は松本地域とのこと。)残されたアカマツの有効利用を図るため、「熱処理木材耐久性試験として、ベンチを作製します。」とありがたいお言葉をいただきました。
※熱処理木材耐久性試験・・林業総合センターとモカウッドジャパン(株)様により熱処理木材の耐久性能を把握するため、屋外暴露試験を行います。①中温乾燥+、②減圧乾燥+熱処理、③②の処理後に防腐剤を注入 ①~③の3種類の木材でベンチを作製し、目視による劣化診断を行います。モカウッドジャパン(株)様がアカマツ板材の調達及び防腐剤の加圧注入、林業総合センターが中温乾燥、減圧乾燥+熱処理、加工、ベンチ設置、測定等を担当します。
これで新しいベンチになると喜びましたが、合庁は担当として既存のベンチの木製部分を撤去しなければいけません。(自営なので、撤去費用もありません。)合庁では毎週水曜日の始業前にボランティア活動として合庁周辺の環境整備を行っています。これを利用しない手はないと!9月中旬から職員の皆さんにお手伝いいただき作業開始!!
現在、16脚あるベンチがすべて上の写真の状態で、利用者の皆様にはご不便をお掛けしています。🙏
新しいベンチ作製に向けて、材料加工中で11月下旬に完成予定です。完成しましたらこのブログでお知らせします。
もうしばらくお待ちください。(→11月下旬では、もう寒くて利用できません! ご指摘ごもっともです。自営でやりましたのでご勘弁を🙏 来春からの利用をお願いします!)
↓ その後のご報告はこちらからっ ↓
【座って実証!】松本合庁めがね広場に”アンチエイジング”な憩いのベンチが完成☆~合庁&林業総合センター職員の労力結集!~
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