来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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めざせ近代化遺産カードマスターその11~ No.11 旧松本高等学校校舎 編~(松本市/あがたの森公園・松本市美術館)

皆さまこんにちは!
私たちは企画振興課のことまま&区民!こっちは相棒のアルクマ!
夢は 近代化遺産カードマスター になること!

▲学生帽をかぶるアルクマ

「近代化遺産カード」の詳細はこちら♪

近代化遺産カードを集めよう!


 今回ゲットを目指すのは「旧松本高等学校校舎」!

第11回である今回は、松本市にある旧松本高等学校校舎をご紹介します!

※現在、令和6年(2023年)3月末まで耐震補強工事を実施しています。そのため一部利用できない会議室がある他、正面玄関・復元校長室等ご覧いただけない箇所があります。
※図書館や事務所は場所を移転して開館しています。
※開館中であれば、復元教室は見学できます。

▲現在の正面の様子(R5.10月撮影)

▲講堂入口とアルクマ

🍎 「旧松本高等学校校舎」とは?

旧松本高等学校」は、大正8年(1919)に開校しました。戦後の学制改革により廃止され、戦後は信州大学として生まれ変わりましたが、昭和48年(1973)キャンパスが移転されることになりました。昭和52年(1977年)には松本市がこの校舎を購入し、市民や同窓会の保存運動により公民館・図書館・博物館(旧制松本高等学校記念館)を含んだ「あがたの森文化会館」として保存・活用することになりました。その後、平成19年(2007)に国の重要文化財に指定されました。

重要文化財に指定されている本館・講堂の建設工事は、本館が大正9年(1920年)、講堂が大正11年(1922年)に竣工しました。本館・講堂は、明治時代中期における旧ナンバースクール高等学校建設の後を受けて、大正時代前期に高等学校が飛躍的に増設された時期の建築様式の代表例です。大正時代前期の木造洋風建築例としては規模も大きく、保存も良好です。学校教育史及び学校建築史の上でも、大正時代前期の旧制高等学校の状況を良好に伝えています。

詳細は松本市ホームページをご覧ください。

▲窓枠と紅葉♪どこを撮影してもおしゃれ

🍎 隣に「旧制高等学校記念館」があります

昭和56年(1981年)7月、校舎内の一部に「松本高等学校記念館」が開館し、松本高等学校時代の資料を展示しました。その後、教育史上大きな役割を果たした旧制高等学校の資料の散逸、滅失が危惧され始めました。そこで、松本高校ばかりでなく、全国的に旧制高等学校の資料も収集し、平成5年(1993年)7月「旧制高等学校記念館」が新たに開館しました。
開館20周年の平成25年(2013年)に常設展示を一新してリニューアルオープンしています。
記念館は、1階から3階まであり、1階はグッズ販売や、喫茶もあります。1階の展示は無料で見ることができます。
現在は「今昔青春群像」が開催中。現在と昔の様子を見比べる写真がたくさんあります!
世代によって懐かしかったり新しかったり、全世代楽しめます


2階、3階は有料ですが、マント・学生帽・高下駄の試着コーナーや、学生生活がわかる展示が盛りだくさんです。
まじめな面だけでなく、当時の学生のリアルな生活が分かる展示がたくさんあり、面白いです。
今の学生と変わる部分、変わらない部分。いろいろな発見があり楽しく見学できます。

▲看板で分かりやすく解説してくれます!

個人的に楽しかったのは校章の一覧
旧制高等学校の各校章が並んでいるので、お気に入りを見つけてみてください。
校章が並んでいる手ぬぐいやマグカップのグッズもありました。
帰宅後、母校の校章も気になり調べてしまいました。由来も初めて知りました

いろいろな楽しみ方をしてみてください。
詳細は、松本まるごと博物館 旧制高等学校記念館のページをご覧ください。

🍎 現在は、「あがたの森公園」「あがたの森文化会館」として市民に親しまれています

キャンパスのあった敷地は、あがたの森公園あがたの森文化会館として、市民の憩いの場となっています。
遊具のある公園や広場、日本庭園風の池や東屋があり、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。
毎年5月にはクラフトフェアが開催されるなど、イベントの会場にも使用されています。
あがたの森文化会館では、重要文化財や記念館として以外に、図書館や公民館として活用されており、公園内で読める図書もありました。
公園内はとても広く、ベンチなど休憩できる場所もたくさんあるので、お気に入りの場所を探してみて下さい。
市街地にありながら、木に囲まれた自然豊かな癒しの公園です

▲ヒマラヤ杉の並木

▲公園内に東屋

🍎 「松本市美術館」に寄り道♪

松本駅から旧松本高等学校校舎の間に、松本市美術館があります。
松本市出身の世界的前衛芸術家・草間彌生の特集展示も見ることができます。
入口から草間彌生作品がお迎えしてくれます。美術館内の自動販売機も草間彌生風です。
カフェやショップは、美術館に入館しなくても利用できます。
あがたの森公園を観光した後は、芸術の秋も楽しんでみてはいかがですか?

🍎 ランチは、イオンモール近くにある「菜じゃ」へ

散策をして、お腹も空いたのでイオンモール近くにあるオーガニックのお店「菜じゃ」へ行ってきました。
また、「菜じゃ」は「はしごチケット」参加店ですので、松本のまちを巡りながらぜひ寄っていってください

玄米定食が800円!品数も多く、お野菜いっぱいで嬉しい
普段は白米派ですが、玄米ご飯も美味しくいただきました
体に優しい食事をした気分量も多くお腹いっぱいになりました

▲玄米定食

▲机奥にドリンクコーナーと、地下水の蛇口があります

店内には、ドリンクのセルフサービスコーナーに地下水が飲める蛇口がありました。
さすが湧き水の街お水も美味しくいただいてきました
(地下水の写真撮り忘れてしまいました

🍎 近代化遺産カード配布場所は

近代化遺産カードNo.11「旧松本高等学校校舎」は、隣の「旧制高等学校記念館」でもらうことができます!

▲近代化遺産カードゲットだぜ!

  • 旧制高等学校記念館
    開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
    休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
    観覧料:大人(高校生以上)310円、小人(中学生以下)無料 ※団体料金も有ります(詳しくはHPへ
    場所:長野県松本市県3-1-1(松本駅から徒歩20分程度)
    お問い合わせ:0263-35-6226

お近くにお越しの際は、近代化遺産カードをぜひゲットしに行ってみてください♪

 

今回ご紹介した「旧松本高等学校校舎」「松本市美術館」「菜じゃ」の詳細はこちら

  • 旧松本高等学校校舎(現・あがたの森文化会館)
    開館時間:平日      午前9時から午後10時まで
    日曜日   午前9時から午後5時まで
    休館日:毎週月曜日、祝日(祝日が日曜日にあたる時は日曜日を開館し、月曜日・火曜日休館/月曜日にあたる場合は月曜日・火曜日休館)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
    観覧料:見学のみ無料(会議室等利用の場合、使用料あり)
    場所:長野県松本市県3-1-1(松本駅から徒歩20分程度)
    お問い合わせ:0263-32-1812
  • 松本市美術館
    開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
    休館日:月曜日(祝日の場合は次の最初の平日、8月は無休)、年末年始(12月29日~1月3日)
    観覧料:大人410円、 大学生・高校生200円 ※団体料金等も有ります(詳しくはHPへ
    ※コレクション展示の観覧料になります。企画展は展覧会ごとに料金が異なりますので、企画展情報をご確認ください。
    場所:松本市中央4-2-22(松本駅から徒歩12分程度)
    お問い合わせ:0263-39-7400
  • 菜じゃ(松本はしごマップ記載情報)
    営業時間:11時30分~16時
    定休日:不定休
    場所:松本市中央4丁目7‐10
    お問い合わせ:0263‐34‐4393

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